- 家づくりって何から始めたらいいの?
- とりあえず住宅展示場かスーモカウンターに行ってみようかな…
ちょっと待った!!
まずは、自宅で家づくりに関する情報収集から始めましょう。
かつての私は、事前準備をせずにスーモカウンターへ向かいました。
その結果、自分のが本当に求めていた条件を満たしていないハウスメーカーと契約してしまい、数ヵ月におよぶ打ち合わせの末、「理想とは程遠い5000万円越えのマイホーム」か「数十万円の違約金を支払って解約」かの苦渋の決断を迫られることに…。
結局、そのハウスメーカーは解約して家づくりを最初からやり直すことにしましたが、それまでに費やした時間も含めると、非常に高い勉強代を支払いました。
この記事では、私が失敗した理由、事前準備はいつまでに何をすべきか、オススメの勉強方法を紹介します。
これから家づくりを開始される皆さんが、私と同じ過ちを繰り返さないよう、記事を作成しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
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家づくりは想像以上に難しい
家づくりとは、皆さんが想像している以上に難しいです。家づくりの難しさについては、コチラの動画で分かりやすくまとめられていますので、ぜひご覧ください。
動画を見終わったら、ちゃんと戻ってきてね~
私が一度失敗した3つの理由
私は、最初はセキスイハイムで契約して家づくりを開始しました。が、打ち合わせの最終段階で解約、アイ工務店で再契約して現在のマイホームを建てました。
上で紹介した動画の内容を踏まえ、私がセキスイハイムとの家づくりで失敗した理由を3つ紹介します。
事前準備なしにスーモカウンターへ
ちょうど妻とマイホームの購入を検討しようかと話しているときに、テレビCMを見てなんとなくスーモカウンターへ行ってしまいました。
今思い返せば、これが失敗の始まりでした…
スーモカウンターへ行くと、ハウスメーカーの見学をすすめられ、気づけば家づくりの打ち合わせが始まっていました。そしてあっという間に仮のプランが出来上がり、大幅な値切りを見せつけられて契約をすすめられました。
ここで皆さんは、
そんなので契約するわけないでしょ…
と思うかもしれません。
私もそう思っていた一人でしたが、向こうは住宅営業のプロ、こちらは完全初心者です。
上手いこと乗せられて契約してしまいました…
スーモカウンターやハウスメーカーの見学に、事前準備なしで行くのは絶対にやめましょう。
じつは、事前準備をしたとしてもスーモカウンターはオススメしない理由があるのですが、それは別記事で紹介しようと思います。
ハウスメーカーを決定した理由が「担当者との相性」のみ
LIFULL HOME’Sのアンケート結果によると、ハウスメーカーを選んだ決め手の1位は「担当者との相性」だそうです。
LIFULL HOME’Sでは、住宅購入者500人を対象に「注文住宅に関するアンケート(2022年8月)」を行ったところ、施工会社選びの決め手になったポイントについて、次のような結果になりました。
ハウスメーカーはどこがいい? 決め手となるポイントや人気ランキングを紹介/【LIFULL HOME’S】住まいのお役立ち情報
- 1位:担当者との相性
- 2位:住宅性能(高気密・高断熱、省エネなど)
- 3位:希望の間取り・デザインをかなえる設計
かつての私はこんなことを思っていました。
「家づくりは、いろんなこと決めないといけないし、ものすごく大変」と聞くから、信頼して任せられる担当者がいるハウスメーカーと契約しよう!
この考え自体は間違ってないのですが、「自分では大して勉強もせず、他人に丸投げする姿勢」がよくありませんでした。その結果、住宅性能などはほぼ無視して「担当者との相性」のみでハウスメーカーを選んでしまいました。
家づくりを実質2回経験した今考えると、ハウスメーカー選びでは「担当者との相性」なんかより「住宅性能」や「標準仕様」の方がよっぽど重要です。家づくりの責任はすべて自分にあります。
営業担当なんて所詮は他人です。他人任せにせず、「自分で家づくりをするんだ」という意識を常に持ちましょう。
仮のプランで契約
冒頭のせやまさんの動画にありましたね…
かつての私はこのパターンに完全にはまり、仮のプランで契約をしてしまいました。その結果、打ち合わせの終盤で予算オーバーになってしまいました。
そして、「理想とは程遠い5000万円越えのマイホーム」か「数十万円の違約金を支払って解約」かの苦渋の決断を迫られることになりました。
妻とも話し合い、解約をして家づくりを最初からやり直すことにしましたが、それまでに費やした時間も含めると、非常に高い勉強代を支払いました。
家づくりに事前準備は必須!
かつての私が犯してしまった失敗は、すべて事前準備をしていれば回避できることです。皆さんは私と同じ過ちを繰り返さないよう、しっかり事前準備をして家づくりに臨みましょう!
理想はプランを9割方完成させること
冒頭のせやまさんの動画にあった通りです。これには私も全力で賛成しますが、知識ゼロから始めると結構時間がかかります。この後紹介する「期限」を意識して、下記の順番で可能な限り進めましょう。
理想の住宅性能を数値化する
「気密性は高い方がいい」のようななんとなくのイメージではなく、「C値は0.7以下」のように、なるべく数値化することが非常に重要です。
過去の私もそうでしたが、皆さんは家づくり初心者です。この先、分からないことが次々と出てきます。
わからない単語が出てきたら、その都度自分で調べるクセをつけましょう!
今のうちに自分で調べるクセをつけよう!
理想の外観デザインを考える
家の中身(間取りや設備)については、大体どこのハウスメーカーでも同じように仕上げることができます。が、家の外観にはハウスメーカーによって大きく差が出る場合があります。
ハウスメーカー選びの際には、必ず家の外観も考慮して選びましょう。
ちなみに、りけおの妻にはセキスイハイムの外観が「スネ夫」に見えるそうです…
理想の生活スタイルを考える
理想の生活スタイルを夫婦で話し合い、リストアップして優先順位をつけましょう。
「~したい」だけでなく、そう思った理由まで一緒に考えてメモしておくのがオススメです。理由次第では、より良い解決策を提案してもらえることもあります。
- 生活は1階だけで完結するようにしたい
【理由】老後や犬のため - LDKは「L字型」の配置が良い
【理由】キッチン、ダイニングからテレビが見たい - ランドリールームがほしい
【理由】洗濯物を外に干したくない・畳みたくない - ファミリー玄関が欲しい
【理由】玄関が散らかるのがイヤ - トイレは2つほしい
【理由】朝によくバッティングするのがストレス
間取りは土地の条件によって変わるので、間取りの初案は自分で作成せず、ハウスメーカーに任せましょう
入れたい設備
まずは「せやま標準仕様」を確認して、標準仕様として入れるべき住宅設備を確認しましょう。その後、ネットやSNSなどでオススメされている住宅設備を調べましょう。
この時点で入れたい設備を決めきれなくても、契約時の見積もりに「オプション費用」をちゃんと計上しておけば、予算オーバーのリスクを最小化できます。
準備期間は入居希望時期の1年前まで
ほとんどの方に「入居希望時期」があるはずです。家づくりを余裕をもって進めるためには、遅くとも入居希望時期の1年前にはハウスメーカー選びを開始しましょう。
家づくりの事前準備は終わりがありません。永遠に悩み続けます。
ある程度煮詰まった段階、あるいは入居希望時期の1年前には家づくりを開始し、打ち合わせを進めながらも継続して勉強しましょう。
オススメの勉強方法
YouTube
活字はキライ!動画が良い!
という方は、住宅系ユーチューバーに頼りましょう。私が見ていた中で、オススメの3名を紹介します。
- 家づくり せやま大学【ちょうどいい塩梅の家づくり】 – YouTube
-
この記事の冒頭でも紹介させていただいた「せやまさん」です。予算と性能のバランスを考慮した「ちょうどいい塩梅の住宅性能」の家づくりを推奨されています。家づくりの最初から最後まで非常に参考になります。
- 家づくりヒーロー – YouTube
-
元セキスイハイムの営業マンが、家づくり全般について初心者でも分かりやすく解説してくれています。テンポよく進んでいくので、気軽に見れます。
- 住宅四天王 エース【注文住宅の建て方解説】 – YouTube
-
ハウスメーカーの特徴をチャートなどを使いながらわかりやすく解説してくれています。見学に行くハウスメーカーを選ぶ際に活用しましょう。
LINEオープンチャット
「注文住宅」などで検索すればいろいろ出てきますので、まずは気になったものに参加してみましょう。
最初の勉強目的だけでなく、実際に家づくりを始めてからの悩み相談先としても使えるので、非常にオススメです。
注文住宅、何から始めればいい?
いざ家を建てようと思っても、何からスタートすればいいのか、よくわからないですよね。
私たちも同じように、家づくりの第一歩を踏み出す際に不安を感じていました。どんな家に住みたいのか、何を優先すべきなのかを整理するのは簡単ではありません。
そんな方にオススメなのが「家づくりノート」です。このノートは、あなたの理想や必要な情報を整理し、具体化するための強力なツールです。
- 理想の家の条件を整理できる
- 家づくりの情報が一箇所にまとまる
- 家族で考えを共有できる
- ハウスメーカーへの説明が楽になる
たった30分で家づくりノートを作る方法を、こちらの記事にまとめました。具体的な手順をわかりやすくまとめていますので、誰でも簡単に作成できます。
家づくりを進めていると、次から次へと要望が出てきます。あふれ出るたくさんの要望を頭の中だけで整理して、言葉だけで他人に伝えるのは不可能です。必ず漏れが出たり、正確に伝わらなかったりします。
頭の中がぐちゃぐちゃになる前に家づくりノートを作成して、スムーズに楽しく家づくりを進めましょう!
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