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アイ工務店の見積もり公開|総額と追加費用の見方を施主が解説

アイ工務店の見積もりを受け取ったものの、「この金額が最終総額なのか」「契約後にどれくらい増額する可能性があるのか」と不安になっていませんか。注文住宅の見積書は、建物本体価格だけを見ても、実際に住み始めるまでに必要なお金は分かりません。

特に迷いやすいのが、付帯工事、地盤改良、外構、照明、カーテン、エアコン、登記や住宅ローン関係の諸費用です。初期見積もりに概算しか入っていない項目や、そもそも別途扱いになっている項目があると、アイ工務店で契約後に増額する原因になります。

この記事では、我が家が2021年の契約前に受け取った実際の資金計画書を公開し、見積もりの内訳、総額の考え方、追加費用が発生しやすい項目、予算を守るための確認方法を施主目線でまとめます。

この記事の内容
  • アイ工務店の実際の見積もり総額
  • 建物本体・付帯工事・諸費用の違い
  • 契約後に増額しやすい費用と対策
  • 予算超過時の減額ポイントと比較方法

我が家の見積もりは旧仕様「Ees」で建築した当時の情報です。現在、アイ工務店公式サイトで案内されている「N-ees」とは仕様や価格条件が異なるため、過去の金額をそのまま2026年の見積もりへ当てはめるのではなく、費用項目や確認方法を知るための実例としてご覧ください。

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目次

アイ工務店の見積もり総額は本体の約1.3倍

アイ工務店の見積もり総額は本体の約1.3倍

アイ工務店の見積もりを見るときは、建物本体価格だけで予算を判断しないことが大切です。予算を考える際の一つの目安として、土地代を除く建築総額は、建物本体価格に付帯工事や諸費用を加えた本体価格の約1.2〜1.3倍になるケースがあります。

我が家の資金計画でも、値引き後の建物本体価格は23,129,514円でしたが、付帯工事や設計・申請費用、消費税を含む請負契約金額は29,585,654円でした。建物本体価格に対して約1.28倍なので、「請負契約額は本体価格の約1.3倍」という考え方に近い結果です。

ただし、請負契約金額だけで新生活を始められるわけではありません。我が家では、外構工事、火災保険、登記、エアコンなどの予備費を4,074,340円計上していました。預り金10,200円も含めると、土地関係費用を除く予算は33,670,194円です。

つまり、値引き後の建物本体価格23,129,514円に対して、土地を除く資金計画上の予算は約1.46倍でした。

我が家の見積もり総額
  • 施工面積:133.31㎡(約40.3坪)
  • 値引き前の建物本体価格:25,429,514円
  • 値引き額:2,300,000円
  • 値引き後の建物本体価格:23,129,514円
  • 本体付帯工事:2,234,000円
  • 設計・申請・照明など:1,532,535円
  • 請負契約金額(税込):29,585,654円
  • 預り金(印紙代):10,200円
  • その他予備費用:4,074,340円
  • 土地関係費用:16,440,000円
  • 資金計画の総予算:50,110,194円

50,110,194円は資金計画書に記載された予算総額であり、すべてが確定した最終支払額ではありません。外構工事や火災保険など、一部は契約前に設定した予算額です。

見積書を受け取ったら、最下段の合計額だけを見るのではなく、各項目を「金額が確定しているもの」「概算で入っているもの」「必要時に別途発生するもの」に分けてください。合計額が同じでも、未確定項目が多い見積もりほど、契約後に増える余地が大きいからです。

また、住宅会社によって「総額」の意味が違うことがあります。建物請負契約の金額を総額と呼ぶ場合もあれば、外構や諸費用、土地代まで含めた資金計画全体を総額と呼ぶ場合もあります。比較するときは、どこまで含む金額なのかを必ずそろえましょう。

契約前の具体化が増額防止の鍵

アイ工務店の増額を防ぐ最も効果的な方法は、契約前に希望する間取りと設備をできる限り具体化し、その内容を見積書へ反映してもらうことです。契約後に仕様を決め始めると、標準仕様との差額が次々に追加されやすくなります。

キッチンなら、食洗機、カップボード、ワークトップ、収納、コンセントまで決めます。浴室や洗面台も、サイズ、収納、暖房乾燥機、水栓、鏡など、標準から変更する可能性があるものを先に伝えてください。

さらに、建物内部だけでなく、外構、地盤改良、照明、電気配線、カーテン、エアコン、引っ越し後に必要な家具家電まで含めて資金計画を作ります。「家が建つ金額」ではなく「新生活を始められる金額」まで確認することがポイントです。

我が家の資金計画書には、外構工事として2,520,000円、エアコンとして679,140円、火災保険料として300,000円が計上されていました。照明器具345,335円とカーテン85,200円も、建物諸費用として具体的に入っています。

一方で、水道の引き込みや口径変更、施工車両の駐車場費用、カードアンテナ費用、つなぎ融資費用などは「必要時別途」と記載されていました。見積書に金額が入っている項目だけでなく、「別途」「必要時」「予算」と書かれた項目を洗い出すことが重要です。

なお、我が家の資金計画書では、地盤改良工事費の欄に「必要時:アイ工務店負担」と記載されていました。これは我が家が契約した当時の個別条件であり、現在のすべての契約に適用されるとは限りません。地盤改良費の負担条件は、必ず自分の見積書と契約書で確認してください。

契約前にすべてを確定できない場合は、希望より少し多めの仕様で仮見積もりを作ってもらう方法があります。契約後に不要なものを外す方が、何も入っていない状態から追加していくより、予算の上限を把握しやすくなります。

口頭で伝えた希望は、見積書や仕様書へ反映されたかを確認してください。打ち合わせ記録を残し、変更した日付と金額を家族でも共有しておくと、「依頼したつもり」「含まれていると思った」という行き違いを減らせます。

りけおのワンポイント

僕なら契約前に、現在の見積もりから追加になりそうな項目を営業担当者へ一覧で出してもらいます。「今後増える可能性がある費用は何ですか」と聞くだけでなく、金額が未確定の項目にも仮予算を入れてもらうと比較しやすいですよ。

アイ工務店の見積もり内訳

アイ工務店の見積もり内訳

アイ工務店の見積もりは、大きく分けると「建物本体」「本体付帯工事」「建物諸費用」「その他の予備費用」「土地関係費用」で確認できます。項目名は契約時期や見積書の形式によって異なる可能性がありますが、費用の役割を分けて考えると見落としを防ぎやすくなります。

以下が、我が家が契約前に受け取った実際の資金計画書です。個人名や担当者名などは黒塗りにしています。

我が家の資金計画書
我が家の資金計画書。2021年契約時の旧仕様「Ees」に基づく見積もりであり、2026年現在の価格表ではありません。

ここで重要なのは、見積書に項目名があるだけで安心しないことです。概算金額なのか、現在のプランを前提にした金額なのか、必要時に別途精算されるのかまで確認してください。

建物本体と付帯工事の費用

我が家の建物本体価格は、値引き前が25,429,514円、2,300,000円の値引き後が23,129,514円でした。この金額に、本体付帯工事として2,234,000円が加わり、建物本体費用は25,363,514円となっています。

本体付帯工事我が家の見積金額
電気配線工事159,000円
屋外給排水工事720,000円
雨水排水接続工事110,000円
管理諸経費600,000円
安全管理費50,000円
共通仮設工事235,000円
仮囲い工事110,000円
ガス配管工事250,000円
合計2,234,000円

建物本体工事費には、基礎、構造躯体、屋根、外壁、内装、標準仕様のキッチンや浴室など、住宅本体をつくる費用が含まれます。坪単価として紹介される金額は、この建物本体工事費を基準にしていることが多いため、総額より安く見えやすい点に注意が必要です。

一方、付帯工事費は、建物を敷地に建てて使用できる状態にするための工事費です。屋外給排水、雨水排水、電気やガスの接続、仮設工事などが該当します。

我が家の場合、本体付帯工事は223.4万円でしたが、すべての家が同じ金額になるわけではありません。道路と敷地の高低差、上下水道の引き込み距離、残土の量、ガスの有無などによって変わります。

坪単価を比較するときは、延床面積と施工面積のどちらを分母にしているかも確認してください。我が家の資金計画書には、1階88.60㎡、2階31.46㎡、その他13.25㎡、施工面積133.31㎡と記載されています。1階と2階の合計は120.06㎡(約36.3坪)ですが、その他の面積を含む施工面積は約40.3坪です。どちらで割るかによって坪単価が変わります。

アイ工務店の坪単価や坪数別実例を詳しく確認したい方は、46軒の実例から調べたアイ工務店の坪単価も参考にしてください。

諸費用と予備費の見落とし

我が家の建物諸費用は1,532,535円でした。内訳には、設計料、工事監理料、建物検査費、地盤調査費、建築確認申請代行費、照明器具、カーテンなどが含まれています。

建物諸費用我が家の見積金額
設計料629,000円
工事監理料63,000円
建物検査費82,000円
地盤調査費105,000円
建築確認申請代行費128,000円
ローン手続き費用25,000円
景観形成地区申請70,000円
照明器具345,335円
カーテン85,200円
合計1,532,535円

さらに見落としやすいのが、登記費用、住宅ローン手数料、火災保険料、契約書の印紙代です。我が家の資金計画書では、建物登記費用の予算として200,000円、抵当権設定登記費用として300,000円、ローン契約用印紙代として20,200円、融資手数料として55,000円が計上されていました。

住宅金融支援機構「財形住宅融資のご案内」では、抵当権の設定費用と火災保険料は利用者負担と案内されている一方、財形住宅融資の融資手数料は不要とされています。必要になる費用や金額は住宅ローン商品によって異なるため、利用予定の金融機関から個別の諸費用明細を取得してください。

また、法務局の不動産登記申請手続では、所有権や抵当権などの権利に関する登記を代理する専門家は司法書士、新築建物の表題登記など表示に関する登記を代理する専門家は土地家屋調査士と案内されています。見積書に「登記費用」と一括記載されている場合は、どの登記が含まれているかを確認しましょう。

予備費として確認したいのは、地盤改良、外構、照明、カーテン、エアコン、アンテナ、家具家電、引っ越し費用です。我が家のその他予備費用は4,074,340円で、このうち外構工事が2,520,000円、エアコンが679,140円と、大きな割合を占めていました。

「一式」という表記にも注意が必要です。一式自体が問題なのではありませんが、数量や範囲が分からないままでは、プラン変更後の増減を追いにくくなります。コンセントの数、照明の数、収納の寸法など、後で差額が出やすい項目は内訳を確認しましょう。

支払い時期も資金計画へ影響します。我が家の資金計画書では、建物契約時、着工時、上棟時、引き渡し時に分けて支払う計画になっていました。総額が予算内でも、住宅ローンが実行される前に自己資金やつなぎ融資が必要になる場合があります。

見積書で確認する4項目
  • 現在の金額に含まれている範囲
  • 数量と採用している仕様
  • 概算・予算・確定金額の違い
  • 追加や減額が発生した場合の精算方法

アイ工務店の標準仕様は、契約時期や地域、商品によって条件が変わる可能性があります。2026年現在の商品情報は、アイ工務店公式のN-eesの特長でも確認できます。

標準とオプションの境界を詳しく知りたい方は、アイ工務店の標準仕様と追加費用をまとめた記事もあわせて確認してください。

2026年の坪数別相場

2026年の坪数別相場

アイ工務店の公式サイトでは、全国一律の坪単価表は公表されていません。実際の価格は、建築地域、契約時期、商品、延床面積、間取り、設備などによって変わります。そのため、2026年の相場は、条件の異なる複数の実例を参考にしながら判断する必要があります。

りけおハウスで46軒の費用実例を集計した記事では、延床面積別の平均坪単価は約65.0万〜91.8万円でした。ただし、この坪単価は実例の集計値であり、現在のN-eesで建てる場合の確約価格ではありません。

30坪から40坪の総額目安

30坪から40坪の費用感を見る際は、建物本体価格の参考値と、住み始めるまでの総額を分けて考えてください。

スクロールできます
延床面積の区分実例の平均坪単価建物本体の参考価格
27坪以上35坪未満約91.8万円30坪なら約2,754万円
35坪以上40坪未満約78.2万円35坪なら約2,737万円
40坪以上45坪未満約69.7万円40坪なら約2,788万円
我が家の実例延床約36.3坪
施工面積約40.3坪
値引き後23,129,514円

我が家は、1階と2階を合計した延床面積が120.06㎡(約36.3坪)、その他の面積を含む施工面積が133.31㎡(約40.3坪)です。値引き後の建物本体価格は23,129,514円、請負契約金額は29,585,654円、土地を除く資金計画上の予算は33,670,194円でした。

ただし、我が家は2021年契約時の旧仕様で、2,300,000円の値引きも反映された金額です。2026年の仕様や価格条件と単純比較することはできません。

同じ坪数でも金額に幅があるのは、間取りの形、階数、設備グレード、窓の数、外壁、屋根、建築地域、敷地条件が違うためです。平屋は同じ延床面積の2階建てより基礎や屋根の施工面積が増えるため、条件によっては坪単価が高くなる可能性があります。

相場の中央だけを見て予算を決めるのではなく、あなたが希望する設備を入れた見積もりで確認してください。特に、深型食洗機、カップボード、造作洗面、大開口の窓などを希望する場合は、標準仕様との差額が総額を押し上げます。

逆に、延床面積を小さくすれば必ず大幅に安くなるとも限りません。キッチン、浴室、トイレ、給湯器などの高額設備は、家を数坪小さくしても必要です。面積を削る場合は、坪単価ではなく、変更前後の見積差額を出してもらう方が判断しやすくなります。

「40坪でいくら」という情報だけでは、自分の計画と同条件とは限りません。見積もり公開記事を見る際は、建築時期、地域、延床面積、施工面積、階数、値引き、外構や諸費用の有無をそろえて比較しましょう。

契約後に増額しやすい費用

契約後に増額しやすい費用

アイ工務店で契約後に増額しやすいのは、建物本体価格そのものより、契約時点で未確定だった項目です。代表的なのは、契約条件によって追加となる地盤改良、外構、標準外設備、照明・電気工事です。

追加費用を完全になくすのは難しいですが、発生しやすい項目を契約前に把握し、仮の予算を入れておけば、資金計画への影響を小さくできます。

地盤改良と外構の予算不足

地盤改良費は、地盤調査の結果によって必要性と工法が決まります。契約前に確定できない場合があるため、見積書へ予備費が入っているか、必要になった場合に誰が負担するかを確認してください。

我が家の見積書では地盤調査費105,000円が計上され、地盤改良工事費は「必要時:アイ工務店負担」と記載されていました。しかし、これは当時の我が家の契約条件です。現在の契約にも同じ条件が適用されると考えず、負担条件と対象となる工法や金額の範囲を書面で確認しましょう。

外構費も予算オーバーにつながりやすい項目です。我が家では、ハウスメーカーとは別の外構業者へ依頼する前提で、2,520,000円を予算計上していました。

駐車場のコンクリート、門柱、アプローチ、フェンス、カーポート、庭、植栽まで計画すると、敷地の広さや仕様によって金額は大きく変わります。初期見積もりに外構費が入っていても、希望する工事範囲を満たしているとは限りません。

間取りが固まり始めた段階で外構業者からも見積もりを取り、建物と外構を合わせた総額で調整するのがおすすめです。外構を後回しにすると、建物のオプションへ予算を使い切り、引き渡し直前に外構費が不足する可能性があります。

外構を別業者へ依頼する場合は、価格だけでなく、工事時期、建物側との責任範囲、配管や電気配線、保証も確認してください。カーポートや門柱を設置する予定なら、基礎や配線が干渉しないよう、住宅会社と外構業者の図面を早めに共有する必要があります。

外構費の内訳や業者比較については、アイ工務店の外構費用と後悔しない業者選びで詳しくまとめています。

設備と照明・電気工事の追加

設備の追加費用は、一つひとつは小さく見えても、合計すると大きくなります。キッチン、浴室、洗面台、トイレをショールームで選ぶと、標準仕様より上位の商品や便利な機能が魅力的に見えますよね。

たとえば、キッチンの天板変更、深型食洗機、カップボード、タッチレス水栓、浴室暖房、造作洗面、タンクレストイレなどは、標準との差額を確認したい項目です。契約前の見積もりに入っていなければ、仕様決定後に増額します。

照明・電気工事も見落とされやすいポイントです。ダウンライトの数、ペンダントライト、間接照明、人感センサー、屋外照明、コンセント、LAN配線、電気自動車用コンセントなど、生活動線を考えるほど追加したくなる項目が増えます。

我が家の見積書では、電気配線工事159,000円と照明器具345,335円が別の項目に計上されていました。配線・取付工事の費用と照明器具本体の費用が、どちらも含まれているかを確認することが大切です。

電気配線は完成後の追加が難しいものもあるため、単純に削ればよいとは限りません。家具配置と家電の使用場所を図面へ書き込み、必要な場所へ優先して予算を使いましょう。

見積もりの更新時には、前回から増えた金額だけでなく、変更理由も確認してください。設備の型番変更、数量の増加、施工費の追加など、増額の原因が分かれば、必要性を一つずつ判断できます。差額だけがまとめて計上されている場合は、内訳を出してもらいましょう。

設備の増額を抑える考え方

標準仕様で満足できる部分と、追加費用をかけたい部分を契約前に分けておくと、打ち合わせ中の衝動的なグレードアップを抑えやすくなります。

予算超過時の減額ポイント

予算超過時の減額ポイント

見積もりが予算を超えたときは、住宅性能や暮らしやすさへ与える影響が小さい項目から見直します。断熱、耐震、防水など、後から変更しにくい部分を先に削ると、入居後の後悔につながる可能性があります。

減額では、金額の大きさだけでなく「今しかできないか」「後から追加できるか」「毎日の生活に影響するか」の3点で優先順位を決めると判断しやすくなります。

施主支給と造作の見直し

アイ工務店の減額ポイントとして検討しやすいのが、照明器具や鏡などの施主支給、造作家具の削減、建具や装飾の見直しです。ただし、施主支給できる品目や取り付け費、保証の扱いは支店や工事内容によって異なるため、事前確認が必要です。

高額なペンダントライトやシーリングライトは、引き渡し後に自分で購入できる場合があります。玄関の姿見、タオル掛け、棚なども、市販品で代替できれば費用を抑えられます。

造作棚や造作収納は空間にぴったり納まる一方、既製品より高くなりやすいです。すべてを造作にするのではなく、毎日使う場所だけ残し、子ども部屋や納戸は市販家具で対応する方法があります。

クローゼットの扉、室内窓、アイアン手すり、アクセントタイル、バルコニーの装飾なども見直し候補です。ただし、価格だけで削ると使い勝手や好みを損なうため、家族で優先順位を共有してください。

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見直し候補減額の考え方注意点
照明器具施主支給や入居後購入を検討取付費と保証を確認
造作棚・造作家具市販品へ置き換える固定方法と寸法を確認
収納扉一部をオープン収納にする見た目とほこり対策を考える
装飾設備タイルや手すりを標準へ戻す満足度への影響を確認
水回り設備優先度の低い機能を外す毎日の家事負担を考慮

施主支給の対象や進め方を確認したい方は、アイ工務店で施主支給する際の注意点も参考にしてください。

減額を進める前に、見積書の計上漏れや二重計上がないかも確認してください。不要な費用を削るのと、必要な仕様を我慢するのは別の話です。まず正しい総額を把握し、その後に優先順位を決めることが重要です。

減額案は「採用する」「保留する」「削除する」の3つに分け、家族全員が納得できる形で整理すると進めやすくなります。毎日使うキッチンや洗濯動線に関わる設備は残し、使用頻度の低い装飾を見直すなど、暮らしへの影響を基準にしてください。

契約後の減額には限界があります。構造や間取りが確定した後では、契約内容や変更時期によって変更費用や再設計費がかかる可能性もあるため、大きな予算調整は契約前に行う方が安全です。値引きだけに期待せず、最初から現実的な仕様を入れた見積もりを作ることが基本になります。

第三者視点で複数社の総額を比較

第三者視点で複数社の総額を比較

アイ工務店の見積もりが高いか安いかは、坪単価だけでは判断できません。同じ間取り、同じ設備、同じ付帯工事の範囲で、他社の見積もりと比較する必要があります。

ただし、住宅会社ごとに標準仕様や見積もりの含有範囲が異なるため、金額だけを横並びにすると誤った判断につながります。第三者の視点も活用しながら、条件をそろえて比較することが大切です。

家づくり相談所で見積もりを確認

家づくりを始めたばかりの方や、現在の見積もりが適正か判断できない方は、家づくり相談所の無料相談を利用して、予算や見積もりの内容を第三者と整理する方法があります。

家づくり相談所を使う目的は、特定のハウスメーカーを否定することではありません。予算、間取り、見積もり、候補会社を整理し、アイ工務店を含む複数社を同じ判断軸で比べるためです。

相談前には、現在の見積書、資金計画書、間取り図、希望設備の一覧を用意しておくと話が具体的になります。次の点を確認できるように整理しておきましょう。

相談前に整理する資料
  • 建物本体価格に含まれる標準仕様
  • 付帯工事の数量と敷地条件
  • 外構・地盤改良・照明などの予算
  • 契約後に増える可能性がある項目
  • 他社と比較するときにそろえる条件

複数社を比較する際は、値引き後の金額だけでなく、断熱・耐震などの性能、保証、設備、メンテナンス費、担当者との相性も判断材料です。安い見積もりでも、必要な費用が後から追加されれば、最終総額は逆転します。

比較表を作るなら、各社の見積もりを「本体」「付帯工事」「諸費用」「外構・予備費」に分け、標準仕様の違いを横に書きます。A社では標準、B社ではオプションという設備があるため、単純な合計額だけでは公平に比べられません。

また、住宅ローンの借入可能額をそのまま建築予算にしないことも大切です。入居後には固定資産税、修繕、家具家電、光熱費などの支出が続きます。第三者へ相談する際は、借りられる金額ではなく、無理なく返せる金額を基準に話を進めてください。

最大の予算防衛策

契約前の段階で、希望条件をそろえた複数社の総額を比較することが、契約後の大幅な増額を防ぐ有効な方法です。

アイ工務店の見積もりに関するよくある質問

アイ工務店の見積もりは契約後に必ず増額しますか?

必ず増額するわけではありません。契約前に間取り、標準外設備、外構、地盤改良の扱い、照明・電気工事まで具体化できていれば、追加費用を抑えやすくなります。一方、未確定項目が多いほど、契約後の仕様決定で金額が増える可能性があります。

アイ工務店の総額は坪単価だけで計算できますか?

坪単価だけでは正確な総額を計算できません。坪単価は建物本体を基準にすることが多く、付帯工事、外構、地盤改良、登記、保険、住宅ローン関係費用などが別途必要です。我が家では、請負契約額が値引き後の本体価格の約1.28倍、土地を除く資金計画上の予算が約1.46倍でした。

見積書で最初に確認する項目は何ですか?

最初に、建物本体、本体付帯工事、建物諸費用、その他予備費用、土地関係費用を分けて確認してください。そのうえで、外構、地盤改良、照明、カーテン、エアコン、上下水道引き込みなどが含まれているか、概算か確定額かを確認します。

契約後に予算オーバーしたらどこを減額すべきですか?

後から追加しやすく、住宅性能や毎日の暮らしへの影響が小さい項目から見直します。照明の施主支給、造作家具の既製品化、収納扉や装飾の削減などが候補です。断熱、耐震、防水など後から変更しにくい部分は慎重に判断してください。

公開した見積もりは2026年にも参考になりますか?

費用項目や見積書の見方を知る資料としては参考になりますが、金額をそのまま使うことはできません。我が家の見積もりは2021年契約時の旧仕様Eesです。2026年現在は商品仕様や価格条件が異なるため、最新かつ正確な価格は現在の見積書とアイ工務店の公式情報で確認してください。

まとめ:契約前の確認で増額を防ぐ

まとめ:契約前の確認で増額を防ぐ

我が家のアイ工務店の見積もりは、延床面積約36.3坪、施工面積約40.3坪で、値引き後の建物本体価格が23,129,514円、請負契約金額が29,585,654円でした。さらに、外構、火災保険、登記、エアコンなどを含めた土地以外の資金計画上の予算は33,670,194円です。

この実例からも、建物本体価格だけでなく、付帯工事、諸費用、外構、照明・電気工事まで含めた総額で判断する必要があると分かります。

契約前に確認すること
  • 標準仕様と標準外設備の差額を確認する
  • 地盤改良の負担条件を書面で確認する
  • 外構に現実的な予算を入れる
  • 照明・コンセント・カーテン・エアコンまで具体化する
  • 別途・概算・未計上項目を洗い出す
  • 同じ条件で複数社の総額を比較する

僕自身、家づくりでは会社名や最初の提示金額だけでなく、契約後に何が増えるのかまで確認することが大切だと考えています。必要な項目を入れた見積もりを作り、予算内で優先順位を決めれば、設備をむやみに削る前に冷静な判断ができます。

現在の見積もりに不安がある場合は、家づくり相談所などの第三者にも確認してもらい、アイ工務店を含む複数社を同じ条件で比較してみてください。最終的な契約判断は、見積書と契約書の内容を十分に確認したうえで行いましょう。

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