- アイ工務店で家を建てるといくらかかるの?
- 契約後にどれぐらい増額するのか不安
- 予算オーバーしたくない…、どうすればいいの?
注文住宅で失敗しないためには、最初の資金計画がとても重要です
なぜなら、資金計画が不十分だと、家づくりの終盤で予算オーバーになり、減額のために希望のオプションをあきらめる必要が生じるからです
私は、2021年7月にアイ工務店と契約し、半平屋(1.5階建て)・延床面積40坪のマイホームを建てました
我が家の建築費用の総額は5,049万円、請負契約時からの増額は325万円でした
- 我が家の建築費用の詳細(坪単価、オプション費用も公開)
- 請負契約時からの変更・増額ポイント
- 大幅な増額を防ぐ資金計画の立て方
この記事を読むと、注文住宅で失敗しないための資金計画の立て方がわかります
資金計画を入念にすることで、家づくりで最も多い「予算オーバー」という悩みを避けることができます
注文住宅にかかる費用
注文住宅の建築費用は、以下の3つに大きく分けられます
- 本体工事費:約70%
- 付帯工事費:約20%
- 諸費用:約10%
土地を持っていない場合は、これらの他に土地代もかかります
我が家の間取り:延床面積40坪の半平屋
画像をクリックすると拡大表示できます
我が家は、今流行りの半平屋(1.5階建て)の間取りで、延床面積は40坪です
主寝室やファミリークローゼットも1階にした、完全なる1階完結型間取りにこだわりました
その結果、普段は2階に上がる必要もなく、非常に快適な生活を送れています
半平屋は、通常の2階建てと比べると割高になってしまいますが、住んでからのQOLは爆上がりなので大満足!めちゃくちゃおすすめです!
我が家の総額:5,049万円
我が家は、建築費用と土地代を合わせて5,049万円でした
その内訳は以下になります
- 建築費用:3,405万円
- 土地代:1,644万円
建築費用:3,405万円(税込)
ここからは「建築費用(税込):3,405万円」の内訳を紹介します
本体工事費:2,313万円(税抜)
我が家はアイ工務店のE-es(イエス)という商品で建てました
本体工事費(税抜)は2,313万円、以下がその内訳です
費用項目 | 金額 |
---|---|
建物本体基本工事費 | 1,607万円 |
建物本体基本外工事費 | 184万円 |
その他(住宅設備など) | 522万円 |
このうち「建物本体基本外工事費」と「その他(住宅設備など)」がオプション費用に該当します
その額なんと約700万円…
オプション費用の詳細はこちらの記事で紹介しています
付帯工事費:587万円(税抜)
付帯工事費(税抜)は587万円、以下がその内訳です
費用項目 | 金額 |
---|---|
本体付帯工事 | 223万円 |
照明 | 35万円 |
カーテン | 9万円 |
エアコン | 68万円 |
外構(アイ工務店以外に依頼) | 252万円 |
外構は、アイ工務店の提携でお願いした場合の見積が400万円を超えていて予算オーバーだったので、自分で別の外構屋さんに依頼しました
ほぼ同じ内容で100万円以上も安くなったので、外構は別にして良かったです
外構屋さんを探す際には、複数の業者に一括見積依頼ができる下記サービスがおすすめです
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諸費用:215万円(税込)
注文住宅の購入には、いろんな申請や手続き費用で結構な金額がかかり、これらをまとめて「諸費用」と呼びます
我が家の購入時にかかった諸費用は215万円、その中身を一覧にしました
これから家づくりを始める方は「こんな費用が必要なんだ~」と参考程度に眺めていただければと思います
すでに家づくりを開始していて見積もりをもらった方は、ご自身の費用項目に抜けがないかのチェックリストとしてご活用ください
費用項目 | 金額 |
---|---|
設計料 | 63万円 |
工事監理料 | 6万円 |
建物検査費 | 8万円 |
地盤調査費 | 11万円 |
建築確認申請代行費 | 13万円 |
ローン手続き費用 | 3万円 |
景観形成地区申請 | 7万円 |
請負金額印紙代 | 1万円 |
地盤改良工事費 | なし (アイ工務店負担) |
火災保険 | 30万円 |
建物登記費用 | 20万円 |
ローン契約用印紙代 | 2万円 |
融資手数料 | 6万円 |
抵当権設定用登記費用 | 30万円 |
坪単価:約80万円
我が家の坪単価を以下の計算式で算出すると79.75万円、約80万円でした
[ 建築費用(本体工事費+付帯工事費)+ 消費税(10%)]÷ 延床面積(坪数)
坪単価の注意点
「坪単価」とは、家の建築費用を家の大きさ(延床面積)で割ったものです
実は、「坪単価」というのはあまりあてになりません
なぜなら、家の建築費用としてどこまで含めるか(本体工事費のみなのか、本体工事費と付帯工事費の両方を含めるか)の定義があいまいで、情報元によってことなるからです
また、家の大きさ、住宅設備のグレードなどによって、同じハウスメーカーで建てた家であっても坪単価にすると全然違う金額になったりします
ただし、最初の「ハウスメーカーごとの価格帯の目安」や「資金計画の目安」といった目的であれば、使用しても問題ないでしょう
当ブログでは、坪単価は以下の計算式で算出しています
[ 建築費用(本体工事費+付帯工事費)+ 消費税(10%)]÷ 延床面積(坪数)
坪単価は家づくり初期に参考程度に見るだけにして、実際の見積もり比較の際にはあてにしないようにしましょう!
土地代:1,644万円(税込)
滋賀県で60坪の土地を購入しました
土地にかかった金額は1,644万円、以下がその内訳です
費用項目 | 金額 |
---|---|
土地代金 | 1,600万円 |
仲介手数料 | なし |
所有権移転登記費用 | 20万円 |
水道関係費用 | 20万円 |
自治会費 | 3万円 |
印紙代 | 1万円 |
請負契約時からの変更・増額ポイント
間取りを大幅に変更
我が家の間取りが、請負契約時からどれぐらい変わったのか紹介します
画像をクリックすると拡大表示できます
請負契約時は、1階が約25坪・2階が約11坪・延床面積が約36坪の間取りでした
我が家はいろいろあって契約を急いでいたため、最初の請負契約までに間取りを十分に考える時間がありませんでした
そのため、最終的には請負契約時から大幅に間取りを変更し、延床面積も約4坪も広くなりました
画像をクリックすると拡大表示できます
最終的には、1階が約27坪・2階が約13坪・延床面積が約40坪の間取りになりました
あれ?あんなに悩んで間取りを変更したのに、今見返すと最初の間取りも結構よかったかも…
これって注文住宅あるあるですよね?笑
請負契約時からの増額は325万円
請負契約時から間取りを大きく変更したので、建物の増額分は参考程度にご覧ください
費用項目 | 請負契約時 | 最終 | 差額 |
---|---|---|---|
建物 | 2,679万円 | 2,904万円 | 225万円 |
土地 | 1,644万円 | 1,644万円 | 0万円 |
外構 | 200万円 | 280万円 | 80万円 |
諸経費 | 195万円 | 215万円 | 20万円 |
合計 | 4,718万円 | 5,043万円 | 325万円 |
最初の見積もりを安く見せるために、外構費用は安く計上されることが多いです
外構費用は「土地の坪数×5万円」を目安に予算取りしておくのがおすすめ!
建物代の増額分の詳細です
費用項目 | 請負契約時 | 最終 | 差額 |
---|---|---|---|
建物本体基本工事費 | 1,601万円 | 1,767万円 | 166万円 |
建物本体基本外工事費 | 226万円 | 203万円 | ▲23万円 |
付帯工事 | 245万円 | 245万円 | 0万円 |
住宅設備など | 332万円 +予備費:150万円 | 574万円 | 92万円 |
照明・カーテン | 70万円 | 47万円 | ▲23万円 |
エアコン | 55万円 | 68万円 | 13万円 |
合計 | 2,434万円 | 2,659万円 | 225万円 |
間取りを大きく変更した分の増額166万円がかなり効いてます…
請負契約時の見積もりに、住宅設備などのオプション費用は予備費として150万円を計上してもらっていましたが、それでも92万円オーバーでした…
大幅な増額を防ぐ資金計画の立て方
請負契約後の大幅な増額を防ぐためには、以下のことが重要です
- 請負契約時までに間取りの完成度を高める
- 漏れがない見積もりを出してもらう
間取りの完成度を高める方法
注文住宅の検討を始めた頃のわが家の要望リストを紹介します
- 間取りは3LDK(主寝室×1、子供部屋×2)
- 1階で生活が完結(主寝室は1階)
- LDKは1階、20畳以上
- リビングは吹き抜け or ハーフ吹き抜け
- テレビは壁掛け
- LDKに犬のトイレ、留守番スペース
- LDKにワークスペース
- キッチンは下がり天井
- キッチンの天板はフラット、汚れにくい素材
- キッチンはタッチレス水栓
- フロントオープンの食洗器
- オープン階段
- 1階にWIC併設のランドリールーム
- 扉はなるべく上吊り引き戸 ⇐これは住んでから後悔してます!オススメしません!
- 壁・ドア・床などは傷がつきにくいもの
- 電動シャッター
- 通り抜けできるSIC
- 玄関扉はリモコンキー
こんな感じでご自身の要望も整理してみてください
ここが一番時間のかかる作業ですが、大幅に効率化する方法を後述します
本命のハウスメーカーで打ち合わせを重ね、間取りをブラッシュアップしましょう
STEP2の「間取りを複数パターン作成してもらう」は普通にやろうとすると、複数のハウスメーカーの展示場などを何回も訪れる必要があるため、かなりの時間と労力がかかります
この作業を自宅にいながら効率よく行うために、「タウンライフ家づくり」の利用がおすすめです
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漏れがない見積もりを出してもらう方法
漏れがない見積もりを出してもらうには、残念ながら自分でしっかりチェックする以外に方法はありません
この記事で紹介した、我が家の建築費用の詳細とご自身の見積もりを比較して、抜けてる項目や金額が明らかに少ない項目がないかチェックしてみてください
特に以下の点は契約後に増額することが多いポイントです
- オプション費用
-
- 入れたいオプションはあらかじめ見積もりに含めてもらいましょう
- その上で予備費が「延べ床面積×3万円」ぐらいあると安心です
- 外構費用
-
- シンプルにしたとしても意外とお金がかかります
- 「土地の坪数×5万円」を目安に予算取りしておきましょう
- 諸費用
-
- 大体200万円ぐらいになることが多いようです
- 明らかに少ない場合は抜けがないかチェックしましょう
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