- マイホームを建てたいけど、完成までどのくらいかかるの?
- 工期が長引くと引っ越しの予定も立てられない…
- 予算や土地探しはどのくらいの期間を見込めばいいの?
実は、家を建てるまでの期間は、土地探しから始めると1~2年程度かかります。でも、この期間は家族の夢を形にするための大切な時間なのです。
なぜなら、理想の間取りや設備を決めたり、住宅ローンの手続きを進めたりと、さまざまな準備が必要だからです。新築の家が完成するまでには、通常1~2年程度の期間が必要となります。
- 家を建てるまでの一般的な期間と工程
- 注文住宅と建売住宅の期間の違い
- 工程別の詳しい所要期間
- 期間を短縮するためのポイント
- よくある質問と回答
この記事を読むと、家づくりの全体的な流れが把握でき、スケジュールを立てやすくなります。
家づくりには時間がかかりますが、計画的に進めることで理想のマイホームを実現できます。
それでは、あなたの夢のマイホームづくりに役立つ情報をご紹介していきましょう。
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家を建てるまでにかかる一般的な期間
新築の家が完成するまでには、通常1~2年程度の期間が必要となります。この期間は以下の工程に分かれています。
- 情報収集・予算決め(1~3ヶ月)
- 建築会社選びと土地探し(3~6ヶ月)
- 打ち合わせ・住宅ローンの申請と契約(2~4ヶ月)
- 建築工事(5~8ヶ月)
- 引き渡しと引越し(1ヶ月)
家の規模や土地の状況、プランの複雑さによって期間は変動します。特に、土地がなかなか決まらない場合は、さらに時間がかかることもあります。
工期は気になるポイントですが、理想の家づくりのために必要な時間です。焦らず計画的に進めましょう。
注文住宅と建売住宅の期間の違い
住宅の種類 | 入居までの期間 | 備考 |
---|---|---|
注文住宅 | 1~2年 | 土地探しから設計まで自由度が高い |
建売住宅 | 1~2ヵ月 | すでに完成している物件の場合 |
建売住宅は、すでに家が完成している場合、契約から入居まで1~2か月程度で済みます。一方、注文住宅は土地探しやプラン決定に時間がかかりますが、理想の間取りやデザインを実現できるというメリットがあります。
なお、建売住宅でも建築中の物件を購入する場合は、3~4か月程度かかることがあります。
早く入居したい方は建売住宅、こだわりの家づくりをしたい方は注文住宅がおすすめですよ。
【工程別】家を建てるまでの期間
マイホームを建てるまでの工程と期間について、以下の順で具体的に解説します。
- 情報収集・予算決め(1~3ヶ月)
- 建築会社選びと土地探し(3~6ヶ月)
- 打ち合わせ・住宅ローンの申請と契約(2~4ヶ月)
- 建築工事(5~8ヶ月)
- 引き渡しと引越し(1ヶ月)
情報収集・予算決め(1~3ヶ月)
理想の家づくりは、まず情報収集と予算設定から始まります。この段階では、家族で話し合いながら、希望する間取りや外観、内装などの具体的なイメージを共有することが大切です。
予算は、年収の5~6倍を目安に考えるのがおすすめ。土地代や建築費用だけでなく、諸費用や住宅ローンの金利なども含めて計算する必要があります。
住宅情報誌やインターネット、住宅展示場の見学を通じて、さまざまな住宅の特徴や価格帯を調べましょう。
焦らずじっくり情報収集することで、後々の家づくりがスムーズになりますよ。
建築会社選びと土地探し(3~6ヶ月)
土地探しと並行して、信頼できる建築会社を選ぶ時期です。建築会社の選定は、家づくりの成功を左右する重要な要素となります。
モデルハウスの見学や担当者との面談を通じて、会社の特徴や得意分野、アフターサービスの内容などを比較検討します。
土地については、希望するエリアの物件情報を収集し、日当たりや周辺環境、将来的な資産価値なども考慮して選びましょう。
土地と建築会社の相性も大切です。両方を慎重に選びましょう。
打ち合わせ・住宅ローンの申請と契約(2~4ヶ月)
建築会社が決まったら、プランの詳細な打ち合わせを行います。間取り図やパース図を活用しながら、具体的な設計を進めていきます。
住宅ローンの申請も並行して進めます。審査には通常1週間程度かかりますが、自営業の方など、状況によっては1ヶ月ほどかかることもあります。
プランが確定したら、建築請負契約を結び、いよいよ着工に向けた準備が始まります。
プランの変更は工期に影響するので、じっくり検討しましょう。
建築工事(5~8ヶ月)
工事は地盤調査から始まり、基礎工事、上棟、内装工事と進んでいきます。工事期間は建物の規模や工法によって変わり、一般的に5~8ヶ月かかります。
定期的に現場確認をして、進捗状況をチェックしましょう。
引き渡しと引越し(1ヶ月)
完成後は、竣工検査を行い、不具合がないか確認します。引き渡し時には、アフターメンテナンスの内容や連絡先も確認しておきましょう。
引き渡し後は、家具や家電の搬入計画を立て、新生活の準備を進めます。引越し業者の手配も早めに行うことをおすすめします。
近隣へのご挨拶も忘れずに。新しい環境での生活のスタートを気持ちよく迎えましょう。
夢のマイホームでの新生活、楽しみですね。
家を建てる期間が長くなる原因
マイホーム建築の期間が予定より長引いてしまう主な原因について解説いたします。
- 土地探しに時間がかかる
- 設計プランや設備の決定に時間がかかる
- 住宅ローンの審査に時間がかかる
- 天候や自然災害で工事が遅れる
土地探しに時間がかかる
土地探しの期間は通常3~6ヶ月程度かかります。希望の条件に合う土地がなかなか見つからないのが一般的な理由です。
条件を厳しく設定しすぎると、候補となる土地が極端に少なくなってしまいます。通勤時間や学区、予算など、譲れない条件を2~3つに絞ることをおすすめします。
工務店や不動産会社に相談すると、非公開の物件情報なども得られる可能性があります。一人で悩まず、専門家のアドバイスを活用しましょう。
条件の優先順位をつけることで、土地探しがスムーズになりますよ。
設計プランや設備の決定に時間がかかる
設計段階での度重なる変更は、工期の遅れにつながります。設計作業の遅れは、施主の要望変更が主な原因となっています。
プランの練り直しは、基本設計の段階で十分に時間をかけることが重要です。後の工程で大きな変更が入ると、工期が大幅に延びてしまいます。
建築確認申請の手続きでも予想以上に時間がかかることがあります。申請したプランの修正が必要になる場合もあるため、余裕を持った工程を組みましょう。
設計段階でしっかり検討することで、後々の手戻りが防げます。
住宅ローンの審査に時間がかかる
住宅ローンの審査期間は通常1ヶ月程度ですが、年収に対して借入額が大きい場合は、審査が長引く可能性があります。
特に1~3月は住宅ローンの申し込みが集中する時期で、審査に時間がかかりやすくなります。また、提出書類の不備があると、さらに時間を要することになります。
事前審査の段階から、必要書類をしっかり準備しておくことが大切です。年収の5~6倍程度の借入額に抑えることで、スムーズな審査が期待できます。
早めの住宅ローン相談で、安心して家づくりを進められます。
天候や自然災害で工事が遅れる
建築工事は天候の影響を受けやすく、雨天や強風の日は外部工事ができない場合があります。
- 4月:菜種梅雨
- 6~7月:梅雨
- 8~9月:台風シーズン
地震や水害などの自然災害が発生すると、資材の調達が困難になったり、工事の中断を余儀なくされたりすることもあります。このような不測の事態に備えて、工程に余裕を持たせることが重要です。
季節や天候を考慮した工程計画で、スムーズな工事進行を目指しましょう。
家を建てる期間を短縮するためのポイント
家づくりをスムーズに進めるためのポイントをご紹介いたします。
- 優先順位を決める
- 早めに土地を探す
- 完成までのスケジュールを立てる
- 建築会社とのコミュニケーションを密にする
優先順位を決める
家づくりを成功させるためには、まず優先順位をしっかりと決めることが大切です。譲れない条件と妥協できる条件を明確にしましょう。
たとえば、通勤時間や学区、予算など、最優先の条件を2~3つに絞ることをおすすめします。条件が多すぎると、土地探しや設計に時間がかかってしまいます。
優先順位が決まれば、建築会社との打ち合わせもスムーズに進みます。後からの変更は工期の遅れにつながるため、初期段階での明確な方針決定が重要です。
優先順位を決めることで、迷いが減り、家づくりがスピーディーに進みますよ。
早めに土地を探す
土地探しは家づくりの重要な第一歩です。理想の土地を見つけるには、通常3~6ヶ月程度の期間が必要となります。
工務店や不動産会社に相談すると、非公開物件の情報なども得られる可能性があります。一人で悩まず、専門家のアドバイスを活用しましょう。
土地が決まれば、建物の設計や建築確認申請なども並行して進められます。早めの土地探しが、全体の工期短縮につながります。
土地探しは焦らず、じっくり進めることが大切です。
完成までのスケジュールを立てる
工程表の作成は、建築期間の短縮に重要な役割を果たします。建築工事は多くの職種が関わるため、スケジュール管理が不可欠です。
- 基礎工事:約1ヶ月
- 上棟~外装工事:2~3週間
- 内装・設備工事:約2ヶ月
- 仕上げ工事:約1ヶ月
スケジュールには余裕を持たせ、天候による遅れなども考慮しましょう。
無理のないスケジュールで、安全で確実な工事を進めましょう。
建築会社とのコミュニケーションを密にする
建築会社との密なコミュニケーションは、工期短縮の重要なポイントです。意見や要望は早めに伝え、こまめな情報共有を心がけましょう。
建築会社との打ち合わせでは、図面や設計の変更点を明確に伝えることが大切です。後からの変更は工期の遅れにつながるため、早めの意思決定が重要です。
最近では、SNSやチャットツールを活用して、リアルタイムでコミュニケーションを取ることも可能です。
建築会社との良好な関係づくりが、理想の家づくりの近道です。
家を建てる期間についてよくある質問
注文住宅を建てる際によく寄せられる質問について、具体的にお答えします。
打ち合わせの回数と時間はどのくらい?
注文住宅の打ち合わせは、通常10~20回程度必要となります。1回の打ち合わせは通常2時間程度ですが、3~6時間ほどかかることもあり、小さなお子様がいる場合は預け先の手配が必要になることもあります。
打ち合わせ全体の期間は、一般的に3ヶ月~半年程度です。生活動線や間取りへのこだわりが強い場合は、さらに長期化することもあります。
打ち合わせは家づくりの重要な工程です。焦らず丁寧に進めましょう。
引き渡し日はいつ決まる?
引き渡し日は通常、上棟後に具体的な日程が決定します。基礎工事の着工から引き渡しまでは、一般的に140日程度かかります。
工事の進捗状況に応じて、以下のようなスケジュールで進んでいきます。
- 住設工事:上棟後1ヶ月
- 大工工事:上棟後2ヶ月
- クロス工事:上棟後2.5ヶ月
- 竣工検査・完了検査:上棟後3ヶ月
- 引き渡し:上棟後3.5ヶ月
引き渡し日については、仕事の都合などで希望する日程がある場合、早めに建築会社に相談することをおすすめします。
引っ越しの準備もあるので、決まり次第すぐに段取りを始めましょう。
まとめ|家を建てるまでの期間と工程について
注文住宅を建てる場合、土地探しから完成まで1~2年程度の期間が必要です。この期間は、以下の工程に分かれています。
- 情報収集・予算決め:1~3ヶ月
- 建築会社選びと土地探し:3~6ヶ月
- 打ち合わせ・住宅ローンの申請と契約:2~4ヶ月
- 建築工事:5~8ヶ月
- 引き渡しと引越し:1ヶ月
工期を短縮するためには、優先順位を明確にし、建築会社との密なコミュニケーションを心がけることが重要です。また、土地探しは早めに始め、スケジュールには余裕を持たせることをおすすめします。
理想のマイホームづくりに向けて、まずは情報収集から始めてみましょう。
注文住宅、何から始めればいい?
いざ家を建てようと思っても、何からスタートすればいいのか、よくわからないですよね。
私たちも同じように、家づくりの第一歩を踏み出す際に不安を感じていました。どんな家に住みたいのか、何を優先すべきなのかを整理するのは簡単ではありません。
そんな方にオススメなのが「家づくりノート」です。このノートは、あなたの理想や必要な情報を整理し、具体化するための強力なツールです。
- 理想の家の条件を整理できる
- 家づくりの情報が一箇所にまとまる
- 家族で考えを共有できる
- ハウスメーカーへの説明が楽になる
たった30分で家づくりノートを作る方法を、こちらの記事にまとめました。具体的な手順をわかりやすくまとめていますので、誰でも簡単に作成できます。
家づくりを進めていると、次から次へと要望が出てきます。あふれ出るたくさんの要望を頭の中だけで整理して、言葉だけで他人に伝えるのは不可能です。必ず漏れが出たり、正確に伝わらなかったりします。
頭の中がぐちゃぐちゃになる前に家づくりノートを作成して、スムーズに楽しく家づくりを進めましょう!
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