【実態調査】ヤマト住建はやばいって本当？評判と口コミから見る真相

実は、ヤマト住建は「良い意味でやばい」と「悪い意味でやばい」の両面があります。高性能な住宅を比較的リーズナブルな価格で提供している点は多くの施主から高く評価されていますが、一部では施工品質やアフターサービスに不満の声も。

なぜなら、ヤマト住建は地域や担当者によってサービスの質にばらつきがあり、契約後の対応や本社へのクレーム処理、断熱性能の実態など、実際に住んでみないとわからない欠点が存在するからです。

この記事を読むと、ヤマト住建の良い面と悪い面の両方を理解した上で、あなたが後悔しない家づくりのために何を確認すべきかが明確になります。契約前に知っておくべき重要事項や、追加工事で発生しがちな予想外の費用についても詳しく解説しています。

これから家づくりを始める方は、ぜひ最後まで読んで、ヤマト住建での家づくりを成功させるためのポイントをチェックしてください。

ヤマト住建はやばいと言われる評判と口コミ

ヤマト住建について「やばい」という評判が一部で見られます。高性能住宅を提供する一方で、営業担当者の対応や施工品質に関する不満の声も存在します。良い評判と悪い評判の両面から、実態を詳しく見ていきましょう。

ヤマト住建の評判と口コミの実態

ヤマト住建の評判を調査すると、住宅の性能面では高い評価を得ていることがわかります。特に高気密・高断熱住宅としての快適性や、耐震性の高さが評価されています。実際に住んでいる人からは「夏でも涼しく冬は暖かい」「高い気密性で外気温の影響を受けにくい」といった声が寄せられています。

一方で、設計力の低さやアフターフォローの質に不満を持つ声も少なくありません。「設計図が間違っていた」「アフターフォローの担当者の対応が悪かった」といった具体的な不満も見られます。

SNSやネット上での否定的な意見

SNSやネット上では、「契約前はすぐに連絡が来ていたのに、契約後は対応が遅くなった」という声が見られます。また、打ち合わせの当日に「体調不良」を理由にキャンセルされ、代替案も提示されなかったという具体的な不満も報告されています。

施工品質については、「施工している業者が駄目すぎて、手直しや近隣の家のクレームなど、引き渡し後も問題が続いた」という厳しい意見もあります。地域や担当する施工業者によって品質にばらつきがあるようです。

ネット上の口コミは否定的な意見が目立ちやすい傾向があるため、一部の意見として参考程度にするのが良いでしょう。

実際の施主からの評価ポイント

実際の施主からは、「ヤマト住建の価格帯で他のハウスメーカーを調べると、ヤマト住建の性能に至るハウスメーカーは見つけられなかった」という声があります。性能とコストのバランスの良さが評価されているようです。

また、「引き渡しを受けて3年目です。掲示板などでは色々な口コミが見られますが、私たちは何の問題もなくとても快適に暮らせています」という満足の声も。特に快適性に関するポジティブな評価が多く見られます。

一方で、標準仕様のデザインが無難すぎる点や、オプションを追加するとコストがかかる点は注意が必要です。また、営業所や担当者によって対応の質にばらつきがあるという指摘もあります。

本社へのクレーム対応状況

ヤマト住建では、アフターサービスのための専用窓口が設置されており、24時間365日の緊急対応体制が整っています。近畿・中部・中国エリアと関東エリアで別々のフリーダイヤルが用意されており、夜間や祝日の対応も可能です。

しかし、「アフターは必要最低点検等は専門と言えば聞こえはいいですが、何でも屋のベンリー的な会社が下請けしているので質問しても的確な回答はなく、点検も素人レベル」という厳しい指摘もあります。

一方で、「アフターサービスすごいちゃんとやってくれてる」「引き渡されて1年だけど、図面と違っていたところの改修とか全部アフターの人がやってくれてる」という好意的な声もあり、担当者や地域によって対応の質に差があるようです。

ヤマト住建でやばいと感じる標準仕様の特徴

ヤマト住建の標準仕様は、多くの人から「やばい」と評される特徴を持っています。高性能な設備が標準で搭載され、コストパフォーマンスの高さが魅力です。一方で知っておくべき注意点もあります。詳しく見ていきましょう。

ヤマト住建の標準仕様の詳細

ヤマト住建の構造は、木造軸組み工法とパネル工法を組み合わせることで、強度が増し、地震や台風などから家をしっかりと守る設計になっています。金物工法により接合部分を強固に固定し、耐震性を高めています。

基礎は鉄筋コンクリートベタ基礎が標準仕様となっており、地面全体に強度のある壁ができているような状態で建物全体をしっかりと支えます。

窓には高断熱樹脂サッシとLow-Eトリプルガラスが標準装備されており、夏は強い日射熱を遮断し、冬は室内の暖かさを逃がしません。高気密・高断熱なので冷暖房費も節約できる点が大きな特徴です。

他のハウスメーカーとの比較

ヤマト住建の標準仕様は、多くのハウスメーカーでは標準仕様と呼ばれる基本のプランに必要最低限の設備しか含まれていないのに対し、高性能な住宅設備が初めから含まれています。例えば、高気密・高断熱の住宅性能や省エネ効果が期待できる設備が充実しています。

積水ハウスでは省エネ性能をさらに高めた設計や最新技術が取り入れられるケースが多いものの、その分価格が高めに設定される傾向があります。一方、ミサワホームでは外観デザインや間取りの自由度が比較的高いものの、標準仕様に含まれる設備の範囲が狭く、オプションでの追加費用が多くなるという違いがあります。

35坪の住宅における総額の目安

ヤマト住建の建物本体価格の坪単価は70～90万円が一般的ですが、総額を考える際には付帯工事費や諸経費も考慮する必要があります。実際には総額の30％程度の諸費用が加算される点に注意が必要です。

別の調査では、ヤマト住建の平均坪単価は61万円という結果も出ています。この場合、35坪の住宅では建物価格が約2,132万円、付帯工事が約427万円、諸経費が約214万円で、総額約2,773万円という試算もあります。

坪単価には外構費用や諸経費が含まれないのが一般的なので、概算する際には「坪単価×床面積(建坪)×130%」で計算するとよいでしょう。

標準仕様で気をつけるべきポイント

ヤマト住建では標準仕様だけで十分高性能な家を建てることができますが、標準仕様外のオプションをつける場合は、価格が大幅に上がる可能性があります。契約前に標準仕様とオプションの違いをきちんと理解しておかないと、予想以上に代金が高くなってしまうことがよくあります。

見積もりを確認する際には、すべての費用が含まれているか、標準仕様とオプションの区別が明確になっているか、値引きやキャンペーンが適用されているかなどをチェックすべきです。見積もりや設計図は納得できるまで質問することが大切です。

ハウスメーカー選びで後悔しないためには、標準仕様をしっかりと確認し、他のハウスメーカーとも比較することが大切です。自分たちのライフスタイルに合った設備や性能を選択することが、満足度の高い家づくりの第一歩となります。

ヤマト住建の家に住んでやばいと感じる欠点

ヤマト住建の住宅は高性能と評判ですが、実際に住んでみると感じる欠点もあります。高気密・高断熱を謳う住宅でも、季節による温度差や施工品質の問題、アフターサービスの対応など、住んでから気づく課題が存在します。具体的な欠点を見ていきましょう。

断熱性能の問題で寒いという声

ヤマト住建は高気密・高断熱住宅として知られていますが、実際に住んでみると「冬はめちゃくちゃ寒い」という声があります。特に注目すべき点は換気システムの種類です。ある住民の声によると、住んでいるところが比較的冬の気温が低い地域では、どんなに断熱性能が優れた住宅でも1種でなく3種換気であれば意味がないとされています。

一方で、ユカコシステム（床下空調）を導入している家庭では「家中の温度が一定に保たれるので快適」という意見もあります。ただし、ユカコシステムは稼働してから家全体の温度が温まるまで相応の時間がかかるという欠点も指摘されています。

施工品質に関する指摘事項

施工品質に関しては、「施工している業者が駄目すぎて、手直しや近隣の家のクレームなど、引き渡し後も問題が続いた」という厳しい意見があります。ヤマト住建は中規模のハウスメーカーであるため、地域や担当する施工業者によって品質にばらつきがあるようです。

具体的な事例としては、「設計図が間違っていた」「窓や室内扉が想定より小さい」「相談なく窓の位置を変更された」「階段下収納に相談なく柱を追加された」などの問題が報告されています。また、「営業、設計士、現場監督、更に店長まで最悪な組織でした。建築は現場の職人（下請け）任せなので、ミスや誤りがあっても当事者意識が極端に低い」という声もあります。

引き渡し後のアフターサービス

アフターサービスについては、「アフターフォローが全くダメです。それまではLINEでやり取り出来ていても、既読スルーは当たり前、返事も1-2週間後が当たり前です」という不満の声があります。また、「アフターフォロー最悪ですよ。建てて引き渡したらそれで終わりフォローもなし」という厳しい意見も見られます。

一方で、「アフターサービスすごいちゃんとやってくれてる」「引き渡されて1年だけど、図面と違っていたところの改修とか全部アフターの人がやってくれてる」という好意的な声もあり、地域や担当者によって対応の質に差があるようです。

ヤマト住建では、お引き渡し後の6ヵ月目、2年目、5年目、10年目に定期点検を実施する体制を整えています。しかし、「アフターは必要最低点検等は専門と言えば聞こえはいいですが、何でも屋のベンリー的な会社が下請けしているので質問しても的確な回答はなく、点検も素人レベル」という指摘もあります。

住んでから気づく設計上の問題点

設計上の問題点として、「ユカコシステムは2階に空調室を設置する必要があるので、居住スペースが狭くなります」という声があります。特に大家族の場合、この空調室のスペースが痛手になることがあるようです。

また、「二階の足音が一階に響きやすい」という遮音性に関する問題も指摘されています。住宅の性能面では高い評価を得ているものの、「外観も内装もデザイン性が乏しくて、注文住宅を建てるという満足度は低い」という意見もあります。

設計に関するトラブルとしては、「私はヤマト住建と本来その土地に建てれないプランを提案され契約し、詳細設計時に法令上の理由でプラン変更が必要と言われた」というケースも報告されています。このような問題を避けるためには、設計段階での詳細な確認と、必要に応じて第三者の専門家に相談することが重要です。

ヤマト住建でやばいほど後悔した事例とは

ヤマト住建で家を建てた方の中には、想定外の問題に直面し後悔した事例があります。高性能住宅を提供する一方で、契約時の確認不足や追加費用の発生、コミュニケーション不足などが原因となるケースが見られます。後悔しないための対策を詳しく見ていきましょう。

契約前に確認すべき重要事項

契約前には見積もりや設計図をしっかりと理解することが大切です。見積もりを確認する際は、すべての費用が含まれているか、標準仕様とオプションの区別が明確になっているか、値引きやキャンペーンが適用されているかなどをチェックすべきです。

設計図については、間取りや空間の広さは適切か、収納スペースは十分あるか、動線はスムーズか、家具や家電を置くスペースは確保されているかなど、少しでも気になる部分があれば、遠慮なく担当者に質問することが重要です。

また、ヤマト住建の標準仕様と他社の標準仕様を比較検討することも重要です。同じような性能やデザインの家が他社でより安く建てられる可能性もあるため、複数のハウスメーカーから見積もりを取ることをおすすめします。

追加工事で発生した予想外の費用

ヤマト住建は標準仕様が充実している一方で、オプション追加に高額な費用がかかる場合があります。特に全館空調システムや高性能断熱材などのグレードアップを選択すると、予算を大きく超える可能性があるでしょう。

ある施主のブログでは、オプション内容として屋根・エクステリア（屋根勾配変更、カラーベスト変更など）で46.8万円、内装で24.8万円、設備機器（太陽光4.5kW、蓄電池5.6kWなど）で329万円などの追加費用が発生したケースが報告されています。特に屋根勾配変更は、北側斜線の関係で強制的に追加されたため不満に感じたという声もあります。

コミュニケーション不足による問題

コミュニケーション不足に関しては、「契約前はすぐに連絡が来ていたのに、契約後は対応が遅くなった」という声が見られます。また、打ち合わせの当日に「体調不良」を理由にキャンセルされ、代替案も提示されなかったという具体的な不満も報告されています。

設計に関するトラブルとしては、「私はヤマト住建と本来その土地に建てられないプランを提案され契約し、詳細設計時に法令上の理由でプラン変更が必要と言われた」というケースも報告されています。このような問題を避けるためには、設計段階での詳細な確認と、必要に応じて第三者の専門家に相談することが重要です。

後悔しないための具体的なチェックリスト

家づくりで後悔・失敗しないためには、他社との比較が欠かせません。何社もの話を聞くには時間も労力もかかりますが、あきらめずにヤマト住建以外のハウスメーカーもチェックしましょう。坪単価は後悔しないための分かりやすい比較項目の一つです。

施工品質については、「施工現場には何度も足を運びチェックする」ことが重要です。特にヤマト住建は地域ごとの施工業者に依存する部分があるため、工事の品質にばらつきが出るという口コミがあります。工事中は定期的に進捗状況を確認し、気になる点があれば早めに指摘して対応を依頼しましょう。

まとめ｜ヤマト住建はやばいと言われる理由と対策

ヤマト住建は高性能住宅を比較的リーズナブルな価格で提供している点で「良い意味でやばい」と評価される一方、施工品質やアフターサービスに関して「悪い意味でやばい」という評価も存在します。高気密・高断熱の標準仕様が充実している点は多くの施主から高く評価されているものの、地域や担当者によってサービスの質にばらつきがあることが課題です。

家づくりは一生に一度の大きな買い物なので、事前の準備と途中経過の確認を怠らないことが成功の鍵です。特に35坪程度の住宅を検討している方は、総額3,000万円前後を目安に予算を組み、追加オプションの費用も含めて計画を立てることをおすすめします。