- アイ工務店のUA値0.28って本当にすごいの?
- アイ工務店のC値はどれくらい?
- 断熱材はグラスウールなの?発泡ウレタンなの?
家づくりではキッチンやお風呂などの設備に目が行きがちですが、実際に住み始めてからの快適性を大きく左右するのは、断熱性能・気密性能・窓・換気・空調計画です。
僕自身、アイ工務店で家を建てた施主として、断熱性能はかなり重視していました。冬に寒い家、夏に暑い家、光熱費がかかりすぎる家は、住んでからじわじわストレスになりますからね。
この記事では、アイ工務店のUA値・C値・Q値・断熱材の内容を、他社比較も交えながらできるだけわかりやすく解説します。
- アイ工務店のUA値・C値・Q値の基本
- アイ工務店の断熱材新仕様と部位別の厚み
- 一条工務店・ヤマト住建など主要他社との違い
- 断熱等級7を狙うときの注意点
アイ工務店の断熱性能の基本

まずは、アイ工務店の断熱性能を判断するうえで欠かせない基本指標から整理します。住宅性能の話では、UA値、C値、Q値という言葉がよく出てきます。
少し難しく感じるかもしれませんが、ざっくり言うと、UA値は「熱の逃げにくさ」、C値は「家のすき間の少なさ」、Q値は「換気まで含めた熱の逃げにくさ」を見る指標です。
ここを理解しておくと、アイ工務店の断熱性能が高いのか、他社と比べてどうなのかが見えやすくなります。
断熱性能で重要なUA値・C値・Q値とは
- UA値:家の中の熱が外壁、屋根、床、窓などからどれくらい逃げるかを表す数値
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正式には「外皮平均熱貫流率」と呼ばれ、単位はW/㎡・Kで表されます。難しく聞こえますが、覚えるポイントはシンプルで、UA値は低いほど断熱性能が高いということです。
たとえば、UA値0.60の家よりもUA値0.28の家の方が、外へ逃げる熱が少なく、冷暖房効率が良くなりやすいと考えられます。断熱等性能等級6・7の地域別UA値は、国の検討資料でも整理されています。(参考:国土交通省「住宅性能表示制度の見直しについて」)
- C値:家全体にどれくらいすき間があるかを示す数値
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正式には「相当隙間面積」と言い、単位は㎠/㎡です。こちらも数値が低いほど気密性が高く、すき間風が入りにくい家という意味になります。
断熱材をどれだけ良いものにしても、家のあちこちにすき間があれば、暖かい空気や涼しい空気は逃げてしまいます。
分厚いダウンジャケットを着ていても、前のファスナーが開いていたら寒いですよね。C値は、まさにその「ファスナーがきちんと閉まっているか」を見る指標です。
- Q値:建物から逃げる熱に加えて、換気によって失われる熱も含めて評価する指標
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現在の住宅性能ではUA値が主流ですが、実際の冷暖房効率や住み心地を考えると、Q値の考え方も大切です。なぜなら、今の住宅は24時間換気が義務づけられているため、換気による熱の出入りを無視できないからです。
UA値は「断熱材や窓の性能」、C値は「施工の丁寧さ」、Q値は「換気まで含めた実際の熱の逃げにくさ」を見るイメージです。
断熱性能を比較するときは、UA値だけで判断せず、UA値・C値・換気システムをセットで見るのがかなり大事ですよ。
アイ工務店の断熱に関する基礎をさらに広く知りたい方は、別記事の注文住宅「断熱」完全ガイドも参考にしてみてください。
アイ工務店の断熱材新仕様の特徴

アイ工務店の断熱性能で特に注目したいのが、主力商品であるN-eesの新仕様です。
アイ工務店は、断熱材や窓の仕様を強化し、標準仕様でかなり高い断熱性能を狙えるハウスメーカーになっています。
ここでは、アイ工務店のUA値0.28という数値の意味と、屋根・壁・床・窓にどのような断熱仕様が採用されているのかを見ていきます。
標準仕様でUA値0.28を実現
アイ工務店の新仕様で大きなポイントになるのが、UA値0.28以下を標準仕様として打ち出していることです。この「アイ工務店 ua値 0.28」という数値は、かなりインパクトがあります。
UA値0.28という水準は、一般的な省エネ基準を大きく上回り、地域によっては断熱等性能等級6やHEAT20 G2相当を狙えるレベルです。※実際の等級は地域区分やプランによって変わるため、最終的には個別の設計で確認が必要です。
HEAT20のG1〜G3は単なるUA値だけでなく、冬期の室温やエネルギー性能も含めた考え方で整理されています。(参考:HEAT20「住宅シナリオと外皮性能水準」)
りけお標準仕様の段階でUA値0.28を目指せるというのは、かなり強いです。
多くのハウスメーカーでは、高断熱仕様にするために追加オプションが必要になることがあります。
窓をトリプルガラスに変えたり、断熱材を厚くしたり、断熱等級を上げるパッケージを選んだりすると、費用が大きく上がるケースもあります。
その点、アイ工務店は標準仕様の時点で高い断熱性能を狙いやすいので、性能と価格のバランスを取りたい人にはかなり相性が良いと感じます。
UA値0.28はたしかに魅力的ですが、数字だけで即決するのは少し危険です。窓を大きく取る間取り、吹き抜け、リビング階段、空調計画によって体感は変わります。僕なら、UA値を確認したうえで「冬の暖房計画」「夏の日射対策」「窓の配置」までセットで見ます。
また、国土交通省の省エネ基準引き上げの流れを見ると、2025年4月以降は新築住宅などに省エネ基準適合が義務化され、2030年までにはZEH水準への引き上げも予定されています。(参考:国土交通省「建築物省エネ法のページ」)
これから家を建てるなら、今の最低基準を満たすだけでなく、将来的にも見劣りしにくい性能を考えておくことが大切です。
部位別に見るアイ工務店の断熱材の厚み
アイ工務店の断熱性能を支えているのは、UA値という数字だけではありません。実際には、屋根、壁、床、窓といった部位ごとに断熱材や建材を組み合わせることで、高い断熱性能を目指しています。
| 部位 | 主な仕様の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 屋根 | 硬質発泡ウレタン約300mm | 日射の影響を受けやすい屋根面を厚く断熱 |
| 壁 | 外張り断熱+充填断熱 | フェノールフォームと発泡ウレタンを組み合わせるダブル断熱 |
| 床下 | 押出法ポリスチレンフォーム約90mm前後 | 湿気に強く、床下からの冷えを抑えやすい |
| 窓 | Low-Eトリプルガラス樹脂サッシなど | 熱の出入りが大きい開口部を高性能化 |
アイ工務店の断熱材新仕様で特に目立つのは、屋根断熱の厚みです。
屋根は夏の日射を最も受けやすい部分です。屋根の断熱が弱いと、2階や小屋裏、ロフトが暑くなりやすく、冷房効率も落ちやすくなります。
アイ工務店では、屋根に厚い発泡ウレタンを施工することで、夏の暑さや冬の熱損失を抑えやすい仕様になっています。小屋裏収納やロフトを使いたい人にとっては、ここはかなり大事なポイントです。
壁については、内側に現場発泡ウレタン、外側に高性能断熱材を組み合わせるダブル断熱が特徴です。
木造住宅では、柱などの構造材が熱を伝えやすい部分になります。外側から断熱材で包み込むことで、その弱点を補いやすくなります。
床下には、湿気に強い押出法ポリスチレンフォームが使われる仕様が中心です。床下は地面に近く、湿気の影響を受けやすい場所なので、吸水しにくい断熱材を使うのは理にかなっています。
窓は、家の中で熱の出入りが特に大きい部分です。どれだけ壁や屋根の断熱を強化しても、窓の性能が弱ければ快適性は落ちます。
アイ工務店では、高性能トリプルガラスサッシを標準仕様に含めることで、窓からの熱の出入りを抑えやすくしています。
アイ工務店の断熱は、単に「断熱材が厚い」だけではなく、屋根・壁・床・窓をバランスよく強化している点が特徴です。特に、屋根300mm、壁のダブル断熱、トリプルガラスサッシの組み合わせは、標準仕様としてはかなり力が入っています。
断熱材の種類や厚みをさらに詳しく確認したい方は、アイ工務店の断熱材のすべてを解説した記事もあわせて読んでみてください。
気密性へのこだわりとアイ工務店のC値


断熱性能と同じくらい大切なのが、気密性能です。
どれだけ良い断熱材を使っても、家にすき間が多いと冷暖房した空気が逃げてしまいます。つまり、UA値だけ高くても、C値が悪ければ快適な家にはなりにくいということです。
ここでは、アイ工務店のC値の考え方と、Q値・C値の関係について解説します。
全棟気密測定で高い気密性を確認
アイ工務店の強みのひとつが、全棟で気密測定を実施していることです。C値は机上の計算だけではわかりません。実際に建てた家で測定しないと、本当のすき間の量は確認できないんです。
アイ工務店では、C値0.5㎠/㎡以下を目安とする高い気密性能を掲げ、平均実測値としてC値0.32㎠/㎡前後という数値も示されています。公式サイトでも、N-eesの高気密・高断熱性能としてUA値0.28以下やC値0.32が紹介されています。(参考:アイ工務店公式サイト「高気密・高断熱」)
一般的には、C値1.0以下で高気密住宅と言われることが多いです。その中でC値0.5以下を目指し、さらに全棟で測定しているというのは、施工品質の管理にかなり本気度を感じます。
僕が家づくりで大事だと思うのは、「カタログ上の高性能」ではなく、実際に建った家で性能が出ているかです。モデルハウスだけが高性能でも、あなたの家で再現できなければ意味がありません。
その点、全棟気密測定はかなり安心材料になります。現場の職人さんも、測定されることがわかっていれば、気密処理への意識が自然と高くなります。
C値は低いほど良いですが、数値だけを見て安心しすぎるのはおすすめしません。測定タイミング、測定条件、換気システム、引き違い窓の数、玄関ドアの仕様などによっても結果は変わります。
契約前には「自分の家も気密測定されるのか」「目標C値はいくつか」「測定結果は書面でもらえるのか」を確認しておくと安心です。
気密測定のタイミングや費用感について詳しく知りたい方は、アイ工務店の気密測定の費用とタイミングを解説した記事で詳しくまとめています。
Q値とC値の関係から見る快適性
アイ工務店の性能を考えるときは、Q値とC値の関係も見ておきたいところです。Q値は、外壁や窓から逃げる熱だけでなく、換気で逃げる熱も含めた指標です。
今の家は24時間換気が必須なので、換気による熱の出入りは避けられません。だからこそ、断熱材や窓だけでなく、気密性能と換気システムの組み合わせが大事になります。
家のすき間が多いと、本来計画していない場所から空気が出入りします。これを漏気と言います。
漏気が多いと、せっかく熱交換型の換気システムを入れていても、空気の流れが乱れてしまいます。つまり、換気システムが本来の力を発揮しにくくなるんです。
そのため、Q値を実際の暮らしに近づけるには、C値を下げることが大切です。
アイ工務店はUA値0.28という断熱性能に加えて、C値0.5以下を目指す高気密仕様、さらに熱交換型の第一種換気を組み合わせています。
この組み合わせにより、外皮から逃げる熱だけでなく、換気による熱損失も抑えやすい住まいになります。
高断熱住宅で意外と見落とされるのが換気です。UA値が良くても、換気計画が弱かったり、気密が取れていなかったりすると、体感は思ったほど良くならないことがあります。家づくりでは「断熱・気密・換気・空調」をひとつのセットで見てください。
アイ工務店がグラスウールではなく発泡ウレタンを採用する理由


アイ工務店の断熱材について調べると、「アイ工務店 グラスウール」というキーワードを見かけることがあります。
グラスウールは日本の住宅で広く使われている断熱材ですが、アイ工務店の主な仕様では、現場発泡ウレタンやフェノールフォームなどを組み合わせた断熱仕様が中心です。
ここでは、グラスウールと現場発泡ウレタンの違いを整理しながら、なぜアイ工務店が発泡ウレタンを採用しているのかを解説します。
現場発泡ウレタンとグラスウールの違い
グラスウールは、ガラス繊維の間に空気を閉じ込めることで断熱する素材です。
価格が比較的安く、防火性や吸音性に優れているため、日本の住宅ではかなり一般的に使われています。住友林業やスウェーデンハウスのように、高性能なグラスウールをうまく使っている会社もあります。
ただし、グラスウールには注意点もあります。それは、施工品質の影響を受けやすいことです。
グラスウールは、壁の中にすき間なく丁寧に入れる必要があります。コンセントボックスの周り、筋交いの裏、配管まわりなどにすき間ができると、断熱欠損が起こりやすくなります。
また、湿気を含むと断熱性能が落ちやすく、壁内結露のリスクにも注意が必要です。
一方、現場発泡ウレタンは、現場で吹き付けると膨らんで固まる断熱材です。細かいすき間にも入り込みやすく、柱や配管まわりに密着しやすいため、気密性を確保しやすいという特徴があります。
アイ工務店が現場発泡ウレタンを採用している理由は、まさにここだと思います。全国展開するハウスメーカーとして、多くの現場で安定した気密性能を出すには、職人さんの技術だけに頼りすぎない仕組みが必要です。
発泡ウレタンは、施工時に膨らんですき間を埋めるため、グラスウールよりも気密を取りやすい傾向があります。
| 断熱材 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| グラスウール | 価格を抑えやすい、防火性・吸音性に優れる | 施工精度と防湿処理の影響を受けやすい |
| 現場発泡ウレタン | すき間に密着しやすく、気密を取りやすい | 費用が高くなりやすく、防火被覆などの確認が必要 |
| フェノールフォーム | 断熱性能が高く、外張り断熱に使いやすい | 仕様や厚みによってコスト差が出やすい |
もちろん、グラスウールが悪いわけではありません。高性能グラスウールを正しく施工すれば、しっかり快適な家は建てられます。実際、グラスウールで高気密高断熱を実現している住宅会社もあります。



大切なのは、断熱材の名前だけで判断しないことです。
あなたが確認すべきなのは、「どの断熱材を使っているか」だけではなく、「どの厚みで、どの場所に、どのように施工し、気密測定まで行うのか」です。
アイ工務店は、現場発泡ウレタンと外張り断熱を組み合わせることで、断熱性能と気密性能を両立しやすい構成になっています。
アイ工務店で断熱等級7は狙える?


アイ工務店の標準仕様はかなり高性能ですが、現行の最高等級である断熱等級7を狙えるのか気になる人も多いと思います。
結論から言うと、地域や間取り、窓の大きさ、オプション仕様によっては狙える可能性があります。ただし、標準仕様のまま必ず断熱等級7になると考えるのは危険です。
断熱等級7は、HEAT20 G3相当とも言われる非常に高い水準です。特に5地域・6地域・7地域ではUA値0.26以下がひとつの目安になるため、アイ工務店の標準仕様であるUA値0.28からさらに一段上の性能が必要になるケースがあります。
UA値0.28とUA値0.26の差は、数字だけ見ると小さく感じますよね。でも、実際の設計ではこの差を詰めるのが簡単ではありません。
窓の面積を減らしたり、窓のグレードを上げたり、断熱材をさらに強化したりする必要が出てくることがあります。
特に注意したいのが、窓です。窓は熱の出入りが大きい部分なので、断熱等級7を狙うなら窓の面積や配置がかなり重要になります。
しかし、窓を小さくしすぎると、採光や開放感が失われます。アイ工務店の魅力である大開口、スキップフロア、開放的なリビングとの相性も考える必要があります。
断熱等級7を目指すこと自体は悪くありません。ただ、数値だけを追いかけすぎると、窓が小さくなりすぎたり、間取りの自由度が下がったり、費用が上がったりする可能性があります。
断熱等級7が必要かどうかは、建築地域、予算、家族の暮らし方、冷暖房計画まで含めて判断するのがおすすめです。
僕の考えとしては、多くの家庭にとって、アイ工務店のUA値0.28前後という標準性能はかなり現実的な落としどころです。もちろん、寒冷地や断熱性能に強いこだわりがある人は、断熱等級7を狙う価値があります。
ただ、温暖地であれば、UA値0.28の高断熱仕様に加えて、日射取得、日射遮蔽、空調計画、換気計画をしっかり整える方が、体感として満足しやすい場合もあります。
断熱等級7を狙う場合は、必ず担当者に「このプランで断熱等級はいくつになるのか」「UA値はいくつか」「等級取得に追加費用はいくらか」を確認してください。
最終的な判断は、建築士や住宅性能に詳しい専門家に相談しながら進めるのが安心です。
アイ工務店と主要ハウスメーカーの断熱性能比較


アイ工務店の断熱性能を正しく判断するには、他社との比較が欠かせません。
単体で見るとUA値0.28やC値0.32はすごく見えますが、家づくりでは「同じ価格帯でどれくらいの性能なのか」「一条工務店やヤマト住建と比べてどうなのか」を見たくなりますよね。
ここでは、主要ハウスメーカーと比較しながら、アイ工務店の立ち位置を整理します。
一条工務店・ヤマト住建などトップ性能群との差
高気密高断熱住宅でよく比較されるのが、一条工務店、ヤマト住建、小林住宅、スウェーデンハウス、桧家住宅、アエラホームなどです。
この中でアイ工務店は、トップクラスの断熱性能と気密性能を、比較的バランスよく狙える会社という立ち位置だと感じています。
| ハウスメーカー | UA値の目安 | C値の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アイ工務店 | 0.28以下 | 0.5以下、平均0.32前後 | ダブル断熱、トリプルガラス、全棟気密測定 |
| 一条工務店 | 0.25前後 | 0.59前後 | 断熱性能に強い代表的メーカー |
| ヤマト住建 | 0.25〜0.42前後 | 0.5以下前後 | 高断熱・高気密仕様に強い |
| 小林住宅 | 0.23〜0.26前後 | 0.15前後 | 関西圏で超高気密高断熱に強い |
| 住友林業 | 0.41〜0.46前後 | 非公表が中心 | 設計力と木質感に強み |
| 桧家住宅 | 0.43前後 | 0.6保証、平均0.31前後 | 全館空調との組み合わせが特徴 |
上記はあくまで一般的な目安です。商品シリーズ、地域、建築時期、オプション仕様によって変わるため、必ず最新の公式情報や見積もりで確認してください。
一条工務店は、昔から「性能の一条」と言われるほど断熱性能に強い会社です。UA値だけを見ると、アイ工務店より一条工務店の方が少し高性能なケースもあります。
ただ、アイ工務店もUA値0.28以下まで性能を引き上げてきたことで、差はかなり小さくなっています。
そして、C値を見るとアイ工務店はかなり優秀です。全棟気密測定を行い、平均0.32前後という数値を示している点は、全国展開のハウスメーカーとして大きな強みです。
ヤマト住建は、アイ工務店とかなり近い方向性の会社です。高断熱、高気密、トリプルガラス、屋根断熱など、性能面で似た部分があります。
小林住宅は、特に気密性能の高さで非常に強い会社です。C値0.15前後という水準はかなり驚異的です。ただ、施工エリアや価格帯、設計の好みも含めて比較する必要があります。
住友林業は、断熱数値だけで見るとアイ工務店より控えめに見えることがありますが、設計力、木質感、提案力に大きな魅力があります。
桧家住宅は、全館空調「Z空調」との組み合わせで快適性を作る考え方です。UA値だけでなく、空調システム込みで比較する必要があります。
アイ工務店は、断熱性能だけで一条工務店を圧倒する会社というより、断熱・気密・価格・間取り自由度のバランスが取りやすい会社です。
性能だけでなく、予算、担当者、設計提案、標準仕様、紹介制度、保証まで含めて総合的に判断するのがおすすめです。
主要ハウスメーカーのUA値・C値をもっと詳しく比較したい方は、高気密・高断熱ハウスメーカーおすすめランキングも参考にしてください。
断熱性能は数値だけでなく間取り・空調計画も重要


ここまでUA値、C値、断熱材、断熱等級、他社比較を見てきました。
ただ、僕が施主として強く伝えたいのは、断熱性能は数字だけで完結しないということです。実際の住み心地は、間取り、窓の配置、日射対策、空調計画、換気計画、土地条件まで含めて決まります。
家づくり相談所で客観的に他社比較をする
アイ工務店は、断熱性能・気密性能・価格のバランスがかなり良いハウスメーカーです。僕自身、アイ工務店で建ててよかったと思っています。



ただし、全員にアイ工務店が正解とは言いません。
なぜなら、家づくりの正解は家族によって違うからです。
断熱性能を最優先したい人もいれば、外観デザインを重視したい人もいます。大開口のリビングがほしい人、平屋にしたい人、二世帯住宅を考えている人、住宅ローンの負担をできるだけ抑えたい人もいます。
そのため、アイ工務店を軸にしつつ、複数社を比較するのがおすすめです。特に、断熱性能を重視するなら、最低でも以下の項目は横並びで比較しておきたいです。
- UA値・C値・断熱等級
- 断熱材の種類と厚み
- 窓の仕様とガラスの種類
- 換気システムの種類
- 空調計画とエアコンの配置
- 総額費用とオプション費用
- 担当者の提案力と相性
ここで役立つのが、家づくり相談所のような中立的な相談サービスです。
ハウスメーカーの紹介制度は、その会社で建てることが前提になります。一方で、家づくり相談所は複数社を横並びで比較しやすく、予算や希望条件に合う会社を客観的に見つけやすいのがメリットです。
共働きで忙しい家庭ほど、家づくりの情報収集に使える時間は限られます。
すべて自分たちだけで調べて、展示場を回って、見積もりを比較して、断る連絡までしていくのはかなり大変です。正直、途中で疲れてしまう人も多いと思います。
家づくり相談所を使えば、資金計画、間取り、ハウスメーカー選び、見積もり比較をサポートしてもらえるので、判断の軸を作りやすくなります。
アイ工務店が気になっている人も、いきなり1社に絞るのではなく、他社と比較したうえで「やっぱりアイ工務店が合う」と思えた方が、納得感のある家づくりになりますよ。
僕はアイ工務店の施主ですが、アイ工務店だけを見て即決するのはおすすめしません。比較して初めて、アイ工務店の強みも弱みも見えてきます。断熱性能、価格、担当者、間取りの自由度。あなたの家族にとって何が大事かを整理してから選んでください。
\ 過去1万人が大成功した、家づくりの攻略法 /
営業される不安ゼロ!完全匿名・オンラインで面談
アイ工務店の断熱性能に関するよくある質問
まとめ:アイ工務店の断熱性能は高いが比較と確認も大切


アイ工務店の断熱性能は、かなり高い水準にあると感じています。
特に、UA値0.28以下、C値0.5以下、平均C値0.32前後、ダブル断熱、屋根断熱300mm、高性能トリプルガラスサッシという仕様は、標準仕様として見るとかなり魅力的です。
一条工務店やヤマト住建、小林住宅などの高性能メーカーと比較しても、アイ工務店は十分に上位クラスに入る性能だと思います。



ただし、断熱性能は数字だけで判断しないでください。
住み心地を決めるのは、UA値だけではありません。C値、換気、空調、窓の配置、日射対策、間取り、建築地域、担当者の提案力まで含めて考える必要があります。
- アイ工務店のUA値0.28はかなり高い断熱水準
- C値0.5以下を目安に全棟気密測定を行う点は強み
- 断熱材は現場発泡ウレタンと外張り断熱の組み合わせが特徴
- 断熱等級7を狙うなら窓や仕様変更の確認が必要
- 最終判断は他社比較と専門家への相談をセットで行うのが安心
僕自身、アイ工務店で建てた施主として、性能と価格のバランスはかなり良いと感じています。でも、あなたの家づくりで大切なのは、「アイ工務店が人気だから選ぶこと」ではありません。
あなたの家族にとって、寒くない家、暑くない家、無理なく払える家、暮らしやすい家になっているか。ここを見失わないことが大切です。
気になるハウスメーカーがある場合は、アイ工務店を軸にしながら、一条工務店、ヤマト住建、住友林業、桧家住宅なども比較してみてください。
そして、正確な仕様や数値は必ず公式サイト、最新カタログ、担当者に確認してください。住宅性能や費用は人生に大きく関わる判断なので、最終的な判断は建築士や住宅相談の専門家にも相談しながら進めることをおすすめします。




