- 積水ハウスで家を建てたいけど、冬に寒かったらどうしよう…
- 断熱等級って最近よく聞くけど、積水ハウスは標準でどのレベルなの?
- 高いお金を払うんだから、性能面でも後悔したくない!
憧れの積水ハウス。デザインやブランド力、アフターサポートの充実度は魅力的ですが、ネット上には「積水ハウスは寒い」なんて噂もちらほらあって、不安になりますよね。
僕もアイ工務店で家を建てる前、積水ハウスも徹底的に検討し、展示場にも何度も足を運んだので、その気持ち痛いほど分かります。「高い買い物で絶対に失敗したくない」というプレッシャーは相当なものですよね。
実は、現在の積水ハウスは標準仕様でも「断熱等級6」に対応しており、昔とは比べ物にならないほど高性能になっています。 しかし、何も知らずに「天下の積水ハウスだから標準で大丈夫でしょ」と安易に契約してしまうと、住んでから「思ったより暖かくないかも…」「光熱費が意外とかかるな…」と後悔することになりかねません。
- 積水ハウスの標準仕様における断熱等級の実力と地域差
- 断熱等級5・6・7の違いと、実際の暮らしにおける快適性の差
- 断熱材の種類や厚み、独自の工法に関する詳細スペック
- 断熱性能をさらにグレードアップするための費用目安
この記事を読むと、積水ハウスの断熱性能の「リアル」が分かり、あなたにとってグレードアップが必要かどうかが明確になります。
りけお正しい知識を持って、快適なマイホーム計画を進めましょう!
積水ハウスの断熱等級と標準仕様の現状を徹底解説


積水ハウスの断熱性能は、ここ数年で劇的に進化しています。特に2022年の断熱等級新設以降、メーカー各社の競争が激化しており、積水ハウスもその流れをリードしています。まずは、現在の標準仕様がどのレベルにあるのか、詳しく見ていきましょう。
積水ハウスの断熱等級は標準でどこまで対応しているのか


積水ハウスで家を建てる際、まず気になるのが「標準でどのくらいの性能があるのか」ですよね。構造や建築する地域によって多少の違いはありますが、基本的なスペックを整理しました。
| 構造 | 標準的な断熱等級 | UA値の目安(6地域) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 木造 (シャーウッド) | 等級6 (主力商品) | 0.6以下 ~ 0.46前後 | 地域によっては等級5ベースの場合あり |
| 鉄骨 (イズ・シリーズ) | 等級6 (主力商品) | 0.6以下 ~ 0.46前後 | 「ぐるりん断熱」標準採用 |
結論から言うと、現在の積水ハウスは多くの地域・商品で「断熱等級6」相当を標準仕様としています。これは、国が定める省エネ基準(等級4)を大きく上回り、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準もクリアするレベルです。
以前は「鉄骨住宅は熱を伝えやすいから寒い」というイメージがありましたが、現在は断熱材の強化や窓の性能向上、そして独自の断熱施工技術により、木造・鉄骨問わず高い水準を確保しています。
ただし、注意が必要なのは「地域区分」です。北海道や東北などの寒冷地(1〜3地域)と、東京や大阪などの温暖地(6地域)では、同じ「標準」でも求められる断熱材の厚みが異なります。
また、選ぶ商品ラインナップによっては「等級5」がベース設定になっていることもあるので、契約前の見積もり段階で「我が家の断熱等級はいくつになりますか?」と必ず確認することをおすすめします。
僕が調べた限りでは、これだけの性能があれば、昔の家のように「冬に寒くて凍える」「朝起きるのが辛い」なんてことはまずないかなと思います。



積水ハウスにおける断熱等級5の基準と快適性の実力


では、最低ラインとも言える「断熱等級5」とは具体的にどの程度のレベルなのでしょうか。 等級4との違いや、実際の住み心地への影響を深掘りします。
- 断熱等級5は「ZEH水準」の省エネ性能(UA値0.60以下 ※6地域)
- かつての最高等級4よりも一段上の快適さで、エネルギー消費を約20%削減
- 2030年にはこれが新築住宅の「最低基準(義務化)」になる予定
断熱等級5は、UA値でいうと0.60以下(東京・大阪などの6地域の場合)という基準です。これは、一昔前の「次世代省エネ基準(等級4)」と比べると、壁や天井から逃げる熱をさらに抑え、一次エネルギー消費量を削減できるレベルになります。
積水ハウスの場合、数年前からこの「等級5」を標準の最低ラインとして設定し、全棟でのZEH対応を推進してきました。等級5あれば、エアコンの効きも良く、窓際の不快な冷気(コールドドラフト)や結露のリスクもかなり減らせます。「冬は暖かく、夏は涼しい」という現代の住宅としての合格点は十分にクリアしていると言えるでしょう。
ただ、最近の高気密高断熱住宅ブームの中では、「等級5はあくまでスタートライン」という見方が強まっています。一条工務店などの性能特化型メーカーと比較すると、等級5では「すごく暖かい!」という感動まではいかないかもしれません。
もし予算重視で等級5のまま進める場合でも、積水ハウスなら気流止めなどの施工品質が高いので、建売住宅などの等級5に比べれば、一定の快適さは約束されていると言えるでしょう。



主力商品で標準化が進む断熱等級6の性能とそのメリット


これから積水ハウスで建てるなら、ぜひ目指したいのが「断熱等級6」です。なぜこの等級6が推奨されるのか、そのメリットを解説します。
- 断熱等級6は「HEAT20 G2」グレード相当(UA値0.46以下 ※6地域)
- 真冬でも暖房なしでおおむね13℃〜15℃を下回らないレベル
- 冷暖房費の削減効果が大きく、30年単位で見るとコスパが良い
現在、積水ハウスが主力として提案しているのが、この断熱等級6です。これは民間基準である「HEAT20 G2」グレードに相当し、欧米の断熱基準にも近づく高性能なレベルです。
等級6になると、家の中の温度差がさらに小さくなり、お風呂場やトイレでのヒートショックのリスクも激減します。また、魔法瓶のように熱を逃がさないため、一度部屋を暖めればエアコンを切っても長時間暖かさが持続します。
僕もいろんなハウスメーカーを見ましたが、これからの家づくりでは、この「等級6」が実質的なスタンダードになりつつあると感じました。
積水ハウスでは、このレベルを標準仕様(地域や商品による)で実現できるため、追加費用をかけずに快適な暮らしが手に入りやすいのが大きな強みです。光熱費が高騰している今、毎月のランニングコストを抑えられる等級6は、長い目で見れば非常にお得な選択肢になります。



積水ハウスで使用される断熱材の種類と厚さを詳しく確認


高い断熱等級を実現するために、積水ハウスではどのような断熱材が使われているのでしょうか。「何を使っているか」だけでなく、「どう入れているか」も重要なポイントです。
| 部位 | 使用される主な断熱材 | 特徴・メリット |
|---|---|---|
| 天井 | ロックウール or グラスウール | 厚みを確保しやすく、断熱性だけでなく吸音性も高い |
| 壁 | グラスウール or ロックウール | 密度を高めて充填し、自重で垂れ下がらないよう施工 |
| 床 | ポリスチレンフォーム | 水や湿気に強く、床下からの冷気を強力にシャットアウト |
積水ハウスでは、主にグラスウールやロックウールといった繊維系の断熱材を使用しています。「え、発泡ウレタンじゃないの?」と思うかもしれませんが、繊維系断熱材はコストパフォーマンスに優れ、燃えにくいという大きなメリットがあります。
積水ハウスの場合は、一般的なものよりも密度が高い高性能な素材を採用し、「施工の正確さ」と「厚み」で性能を出しているのが特徴です。特に壁の中には、袋入りの断熱材をただ詰めるのではなく、隙間なく施工するための工夫が凝らされています。
厚さに関しては、標準仕様でも十分な量が充填されていますが、寒冷地仕様やハイグレード仕様になると、さらに厚みが増してUA値が向上します。例えば、天井断熱は200mm以上の厚みを持たせることで、夏場の屋根からの熱気もしっかりガードしてくれます。



他社の断熱材と比較してみたい方は、こちらのランキング記事も参考になるかもしれません。
鉄骨造と木造シャーウッドで異なる断熱の工夫と特徴


積水ハウスといえば鉄骨(イズ・シリーズ)のイメージが強いですが、実は木造の「シャーウッド」も非常に人気です。 構造によって断熱のアプローチが少し異なるので、その違いを理解しておきましょう。
- 鉄骨造:独自の「ぐるりん断熱」で熱橋(ヒートブリッジ)対策を徹底
- 木造(シャーウッド):木材の断熱性を活かしつつ、気密施工にも配慮した「HAWOOD Insulation」
鉄骨造の最大の弱点は、鉄が熱を伝えやすいことによる「熱橋(ねっきょう)」です。冬場、冷えた鉄骨が外の寒さを室内に伝えてしまうと、壁の中で結露が起きる原因にもなります。
そこで積水ハウスは、「ぐるりん断熱」という独自技術を開発しました。これは、鉄骨の柱や梁を断熱材でぐるっと包み込むことで、熱の通り道を遮断する技術です。 これにより、「鉄骨=寒い」という常識を覆し、木造住宅と同等レベルの断熱性能を実現しています。
一方、シャーウッドは木自体が鉄よりも熱を伝えにくい性質(断熱性)を持っているため、元々断熱には有利な構造です。そこに高性能な断熱材を組み合わせることで、鉄骨同様、あるいはそれ以上の快適性を確保しやすくなっています。
UA値(数値上の性能)が出しやすいのは木造ですが、積水ハウスの技術力ならどちらを選んでも快適性に大きな差は出ないでしょう。



積水ハウスの断熱等級をさらに高めるオプションと費用


標準でも十分高性能な積水ハウスですが、「冷え性だからもっと快適にしたい!」「最高等級じゃないと満足できない」という方もいますよね。ここからは、さらに性能を高めるためのオプションと、その費用感について詳しく解説します。
最高レベルの断熱等級7を目指すための条件と仕様変更


断熱性能の頂点を目指すなら、ターゲットは「断熱等級7」です。どのような仕様変更が必要になるのか見ていきましょう。
- 断熱等級7は「HEAT20 G3」グレード相当(UA値0.26以下 ※6地域)
- 真冬でも無暖房で室温15℃以上を維持できる「魔法瓶のような家」
- 窓をトリプルガラスに変更し、断熱材を大幅に増量する必要あり
断熱等級7は、現時点で国が定める最高等級です。このレベルになると、6畳用エアコン1台で家全体を暖められるほどになり、家の中の温度差はほぼなくなります。
積水ハウスでこの等級7を目指すには、標準仕様からいくつかの大きな変更が必要です。最も重要なのが「窓」です。 標準の「アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス」から、「樹脂サッシ+トリプルガラス(3層ガラス)」に変更するのが基本になります。
さらに、天井や壁の断熱材を寒冷地仕様並みに分厚いものに変えたり、玄関ドアも高断熱タイプ(D2仕様など)にする必要があります。ここまでくると「特注」に近い感覚になり、設計上の制約が出る場合もあります。



より快適にするための断熱グレードアップ費用の目安とは


性能を上げたいけど、予算が心配…。そんな方のために、グレードアップにかかる費用の目安をまとめました。
| グレードアップ内容 | 費用目安 (30坪程度) | コスパ評価 |
|---|---|---|
| 断熱仕様の全体強化 (ハイグレード化) | 約30万円 ~ 50万円 | ◎ (効果が高い) |
| 窓をトリプルガラスに変更 (全箇所) | 約50万円 ~ 100万円 | ○ (費用は高いが効果絶大) |
| 断熱等級5 → 6への変更 (旧仕様の場合) | 約30万円 ~ | ◎ (必須レベル) |
気になる費用ですが、断熱材の厚みを増すようなグレードアップなら、家全体で数十万円程度で済むことが多いです。これは、後からリフォームで断熱材を入れ替えるよりも圧倒的に安く済むので、迷ったら採用しておきたいポイントです。
一方で、費用が大きく跳ね上がるのが「窓」です。標準のペアガラスからトリプルガラスに変更すると、窓の数や大きさにもよりますが、家全体で100万円近くアップすることもあります。ただ、家の中で熱の出入りが一番多いのは「窓」です。ここを強化することは、体感温度を上げるために最も効果的な投資と言えます。
窓の種類や特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。



最上位グレードであるプレミアム仕様の価格と導入効果


積水ハウスには、個別のオプションとは別に、最上位の断熱パッケージが存在します。それが「プレミアム仕様」(地域や商品により名称が異なる場合があります)です。
- 断熱等級7相当の超高性能を実現するフルパッケージ
- 最高級の断熱材とサッシを標準採用
- 全館空調「スマートイクス」との相性も抜群で、空気環境も整う
これは、断熱材も窓も最高グレードのものを採用し、徹底的に性能を高めた仕様です。寒冷地でなくても、「北海道レベル」の断熱性能を東京や大阪で実現するようなイメージです。
価格としては、標準仕様に比べて坪単価で数万円アップ、総額で100万円〜200万円程度のプラスになるケースが多いです。
初期費用はかかりますが、これを導入することで冷暖房費が劇的に下がり、全館空調を入れても電気代を気にせず過ごせるようになります。また、外部の騒音も遮断されるため、家の中が図書館のように静かになるという副次的なメリットもあります。



積水ハウスには断熱材が入ってないという噂の真相を究明


ネット検索していると、「積水ハウス 断熱材 入ってない」なんて不穏なサジェストワードが出てきて、ドキッとしませんでしたか?これから契約しようとしている人にとっては、見過ごせない噂ですよね。
- 「断熱材が入ってない」は、数十年前の古い住宅の話や誤解が一人歩きしたもの
- 現在の新築では、工場生産や厳格な施工管理で「入れ忘れ」はあり得ない
- 施工中の現場を見ると、壁いっぱいにギッシリ詰まっているのが確認できる
結論から言うと、今の積水ハウスの新築で断熱材が入っていないなんてことは絶対にあり得ません。
この噂の出処は、おそらく断熱基準が低かった30年〜40年前に建てられた家のリフォーム現場の話や、施工中の一時的な状態(まだ断熱材を入れる前の状態)を見て誤解したケースだと思われます。
現在の積水ハウスは、断熱材の施工マニュアルも徹底されており、工場でパネル化して持ち込む工程も多いため、現場でのヒューマンエラーが起きにくい仕組みになっています。気密処理もしっかり行われており、第三者機関によるチェックが入ることもあります。
僕も展示場や構造見学会に行きましたが、壁の中に隙間なく断熱材が充填されているのを自分の目で確認しました。



圧倒的なZEH普及率が証明する積水ハウスの高性能な家


最後に、積水ハウスの断熱性能の高さを客観的に証明するデータをご紹介します。 それが、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及率です。
- 積水ハウスの戸建住宅におけるZEH比率は96%(2024年度)で業界トップクラス
- 多くの施主が「高性能な家」を選んで建てている証拠
- 断熱性能が高くないと、そもそもZEH基準は達成できない
ZEHとは、高い「断熱」性能と「省エネ」設備、そして太陽光発電などの「創エネ」を組み合わせて、年間のエネルギー収支をゼロにする家のことです。 これを実現するには、まず家の断熱性能が高くなければなりません。
積水ハウスは、このZEH普及率が驚異の96%(出典:2024年度の戸建住宅ZEH比率は過去最高の96%、5年連続で90%超を達成 | 積水ハウス)に達しています。つまり、積水ハウスで家を建てる人のほとんどが、国の基準をクリアした高断熱仕様の家を建てているということです。
これだけ多くの人が選び、ZEHとして認定されているという事実は、カタログ上の数値以上に信頼できる「性能の証明」と言えるんじゃないでしょうか。



まとめ|積水ハウスの断熱等級は快適な暮らしを実現する


今回は、積水ハウスの断熱等級や標準仕様について、施主目線で詳しく解説してきました。「積水ハウス=寒い」というのは過去の話で、現在は非常に高いレベルで断熱性能が確保されています。
- 標準仕様でも断熱等級6(UA値0.6~0.46)相当に対応しており、基本的に暖かい。
- 断熱材はグラスウール等がメインだが、独自の「ぐるりん断熱」などで施工品質が高い。
- さらに快適さを求めるなら、窓をトリプルガラスにする等のグレードアップがおすすめ。
- 「断熱材が入っていない」という噂は嘘。ZEH普及率の実績が性能を証明している。
積水ハウスは、単に数値が良いだけでなく、設計の自由度やブランド力、アフターサポートまで含めた「総合力」が高いハウスメーカーです。断熱性能についても、標準で十分なレベルをクリアしつつ、予算や要望に合わせてさらに高める選択肢も用意されています。
もしあなたが「絶対に失敗したくない」と考えているなら、まずは標準仕様の性能をしっかり確認し、必要に応じて断熱のグレードアップを検討してみてください。そうすれば、デザインも性能も諦めない、最高のマイホームが手に入るはずです!






